Beauty

「顔の毛穴」が大きくなるNGお手入れ&正しい顔の洗い方

洗顔はこすらず、泡でプッシュする

☆洗顔 1 洗顔料はぬるま湯で泡立て、両手にこんもりの泡ができたら、Tゾーン→頬の順に泡を顔にのせる。手のひら全体で泡をプッシュし、肌に優しくなじませるだけで、汚れが吸着されていく洗顔はこすらず、泡でプッシュする2 手でぬるま湯をすくって顔に何度もかけるようにして、こすらずにすすいだら、タオルでそっと水気を押さえる。  毎日のルーティンであるクレンジングと洗顔ですが、本書を読むといかに「肌を動かさない」ことが大切か身に染みてきます。他、「化粧水と美容液は常に”適量より多め”が正解」、ちなみにコットンは繊維で肌を摩擦してしまうので、手でつけるのがベストだそうです。

内から外から、とにかくビタミン

 とにかく肌をこすらず、さわらずが毛穴ビューティの近道。では何を与えればいいのかというと、「中からも外からも、ビタミンABC!」。ビタミン類が肌に良いのは知っているけれど、具体的には「過剰な皮脂を抑え、皮脂による炎症や酸化を防ぐには、ビタミンCが効果を発揮」とのこと。 内から外から、とにかくビタミン 同じくビタミンAとB群もそれぞれ皮脂分泌抑制作用、抗炎症作用、代謝促進作用を併せ持っているそうです。見逃せないのは、ABCの3つを一緒に肌に塗ることでビタミンCのパワーが大幅にアップし、肌の免疫力も上る事実。当然、塗るだけではなく、サプリメントで同時摂取がおすすめです。  本書には、毛穴に特化したスキンケアとビタミンで変化した肌の様子も掲載。毛穴や肌のタイプ別に経過が記されているので、とても励みになるのです。巻末では毛穴のためのメイクもレクチャー。その名も、「毛穴にいい毛穴レスメイク」。興味深いですよね。  毛穴道は一日にならず、されど日々の地道なケアで必ず変化がおとずれます。特別なお手入れは必要なく、お金ではなく愛をたっぷりそそいであげれば、肌は必ずこたえてくれる。そんな思いがあふれてくる一冊です。 ―小説家・森美樹のブックレビュー― <文/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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