ぽっこり下腹を凹ます簡単エクササイズ、しかも朝やると効果UP
「体を動かすと、幸福度が上がる」。ページをめくると、こんな言葉が私を迎えてくれました。『みるみる美ボディ 魔法のピラティス』(実業之日本社)は、YouTubeで登録者数80万人超のヨガチャンネルB‐LIFEが手がけた本。中でもインストラクターMariko先生の人気は絶大。かくいう私も大ファンなのです。
私自身、昔から運動神経が悪く体を動かすのも苦手。でもヨガを始めて早20年、ピラティス歴は5年。「今日はやめようかな」と思っても、ほんの少し体を動かして深く呼吸するだけで、不思議とやる気がわいてくるのです。本書で見るMariko先生は美しく、つい気後れしてしまいますが、この美ボディだって努力の賜物。そして冒頭の言葉どおり、努力は必ず幸福につながっているのです。
エクササイズや筋トレの開始時間で、推奨されているのが朝。これには理由があるって知っていましたか。「朝、運動によって上がった代謝は、約6時間持続する。つまり、いつもと同じ通勤や仕事の消費カロリーが自然と上がる」。いかがですか。明日から数分早起きするテンションになりましたよね。
本書は、1週間ごとのプログラム×4週間でできていて、特徴は、
・日替わりで鍛える部位が変わる
・それぞれ5~8種目で構成。
・1種目につき4~10回したら次の目標をする、フローで行う構成。
回数はあくまで基準。「筋力には個人差があるので、表示回数より少なくてもOK。今の自分が楽しんで続けられる範囲でやればOK」。何事も楽しくなければ続きませんし、逆に昨日できなかったけれど今日は回数をプラスしても平気だった! なんて日だってあるはず。自分の弱い部分や強い部分を確認し、慈しみながらチャレンジしようじゃありませんか。
1日目は、お腹のトレーニングです。7つのメニューのうち、2つをご紹介します。
1. あおむけに寝て、股関節の真上にひざを上げる。両手は体側に置き、手のひらを下にする。
2. 息を吸いながら、直角に曲げた右脚をゆっくり下ろしてつま先で床をタッチし、吐きながら元に戻す。
3. 2と同様に、息を吸いながら左脚を下ろしてつま先で床をタッチし、吐きながら元に戻す。この左右の動きを4回ずつ繰り返す。
1週間ごとのプログラムに沿ってやるだけでOK

ぽっこりお下腹を解消する「トゥータッチ」

1
2