自己肯定感が低いと起こること。ダメ男に引っ掛かるのも…?
【おおしまりえの幸せな人生の迷い方】
恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。
悪い男に引っかかったり、不幸になる恋愛でも愛を求めてしがみついてしまったり……実はこれ、自己肯定感が低いことが影響しているかもしれません。
自己肯定感が低い頃の自分がフラッシュバックした経験から、シーンや日によって自己肯定感が変わるのはなぜなのか?と疑問に感じ、『自己肯定感の教科書』などの著書がある「自己肯定感コーチ」の中島輝さんに前回に続きお話を聞きました。
自己肯定感が低いと生きにくい。多くの人が持つイメージですが、なぜ弊害が起きるのか、改めて教えてもらいました。
「自己肯定感が低いと、まず分かりやすく選択を間違えます。どう間違えるかというと、本当の自分では取らない選択を取るから生きにくくなるんです。些細な愛にしがみついて別れないなどは、まさに誤った選択ですよね。また、そもそもの相手選びも、選択ミスを起こしてはいますが」(中島さん、以下同)
私の場合は恋愛シーンでしたが、他にも弊害は身近なところにあります。
・やりたくない仕事だが、相手から嫌われるかもと思い受けてしまう
・傷つく言葉を言われても、相手に反論できずに受け止めてしまう
・「自分なんて」という感覚から、美容や健康に対して関心を下げる
・どうして私ばっかりという感覚が常についてまわる
自己肯定感の低さを自覚されている方は、いろいろ思いあたるでしょう。
「自己肯定感が高まると選択を間違えることが減りますが、1番わかりやすいのは恋愛シーンです。女性のほうが、恋愛や結婚を通して安心感を得て、自己肯定感が高まりやすいんですよ。気づいたら彼が物足りなくなったり、なんか違うなと感じて別れてしまう……なんて経験ありませんか。あれはまさに、自己肯定感が高まったことで、本来なら取らなかったであろう間違った選択に気づけた結果なんです」
思い当たる節がありすぎる……と、バツイチの私は笑ってしまいました。私の過去の恋愛は、まさに付き合うと自己肯定感が高まって、最終的に彼と距離ができて別れる事が多々ありました。私たちは人生を通して、ちゃんと自己肯定感を高めていたわけです。
仕事では比較的いつも自信と安定感を持って取り組めるのに、恋愛になるとダメ。そんな女性は多いと思います。もっと細かくいうと、付き合うまではスムーズにいけても、付き合うと関係がこじれがちな方もいるかもしれません。相手やシーンによって自己肯定感にバラつきが出るのは、どうしてなのでしょう。

自己肯定感が低いと起きること
一番わかりやすいのは、恋愛のシーン
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