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「私なんか」とヘコむよりも…自己肯定感を高める3つのワーク

おおしまりえの幸せな人生の迷い方】  恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。 自己肯定感 自己肯定感をテーマに「自己肯定感コーチ」の中島輝さんに、自己肯定感の“ホントのところ”について話を聞きました。今回は多くの人が知りたいであろう、自分の自己肯定感の見直し方や高め方について、紹介していきます。

「自分を見つめる」は、3つのポイントを意識

 よく「自分を見つめ直しましょう」と言われることはありませんか? 実は「自分を見つめる」取り組みは、1つのスキルだったりもします。  自分を見つめる経験が少ない方は、どうしたら気づきが深まり、成長につながるか、分からない場合があります。自己肯定感をあげるために大切な“内観する力”って、どうしたら良いのか。中島さんによると、3つに分類して見ていくことが大切だといいます。 「人は生きていく上で『感情』『物事のとらえ方』『行動』の3つをトライアングルのようにまわすことで、人生を進んでいます。自己肯定感が低い人は、このトライアングルのどこかがいびつになっており、上手くまわせていません。3つのとらえ方は自己肯定感と連動しているので、自己肯定感を高める取り組みと合わせて見ていくと、より効率的に前に進んでいけるんです」(中島さん。以下同)
中島輝さん

中島輝さん

 この3要素は、どこから手をつけてもOKだといいます。  例えば「彼がLINEを無視したから、すごく不安」という状況。以下のように分解して見つめることで、自分の弱点に気づくことができます。 彼がLINEを無視した→行動(事実) すごく不安→感情 きっと私は嫌われている→物事のとらえ方  このように分解できると、「私は人に拒絶されたと感じると、とても不安になる」「そもそも私は嫌われているのかな?」という疑問や、客観的な理解ができるようになります。また「無視されると不安」という感情の変化から、そもそも自己肯定感の中の「自尊感情」が凄く下がっていると気づけるかもしれません。  こうして適切に認知を深めることで、次に紹介する自己肯定感を高めるためのワークも、効率的に取り組むことができるのです。

自己肯定感は短期と長期の取り組みが大切

 自己肯定感を高めるために何をすればいいか。調べると山のような情報が出てきますが、ぜひ取り組む際には、「即効性のあるもの」と「長期的に取り組むと効果があるもの」に分けるとスムーズだといいます。 「健康管理も、体調が悪いときは即効性のある薬に頼りますが、根本治療のための体質改善は時間をかけて取り組みますよね。自己肯定感もこれと同じように、天気や状況によって急に気持ちが下がった場合は、即効性のあるトレーニングを取り入れて回復させます。それと同時に、中長期で自己肯定感を育んでいくことも大切です」
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3つの自己肯定感トレーニング
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