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自己肯定感が低いと起こること。ダメ男に引っ掛かるのも…?

自己肯定感って具体的にどんな感情?

女性

※写真はイメージです

「自己肯定感には6つの側面があり、その6要素は日やシーンによってアップダウンがあります。その結果、相手やシーンによって不安になったり、特定の時だけ自信がないといったことが起きるんです」 === <自己肯定感の6要素>(中嶋さんによる解説) ●自尊感情 自分には価値があると漠然と思える感覚です。自尊感情が低いと「愛している」「あなたが居てくれて嬉しい」といった自分の価値を肯定する言葉を過度に欲しがったり、SNSなどで過剰にリアクションを気にしだしたりします。 ●自己受容感 自分にOKを出す力のことです。悪い自分も良い自分も「まあいっか!」と思えると、折れない心が育ちます。自己受容感が低いと、例えば普通に付き合っていても「嫌われたらどうしよう」とソワソワしたり、仕事で呼び出されると「私なんかした!?」と不安になったりします。 ●自己効力感 自分にはできる!と思える感覚です。例えば彼氏に料理を作ってあげたとき「美味しくないかな」と不安になるようなら、それは自己効力感が低くなっている証拠。 自己効力感が低いと、チャレンジ精神が削がれ、何かチャレンジしても、結果に不安になり、自分を責めてしまうのです。 ●自己信頼感 自分を信じる力、いわゆる自信というものです。 自己信頼が高まった状態は、自分の選択が不安になることはありません。でも自己信頼感が弱まったときには「これって今言って大丈夫かな?やって平気かな?」といった不安感が高まります。 ●自己決定感 「私これがしたい!」と主張出来ることは、自己決定感が高い状態といえます。逆に「なんでも良いよ」といつも言ってしまったり、本心を相手に主張するのが苦手と感じる方は、自己決定感が低いのかもしれません。 ●自己有用感 自分は何かの役に立っているという感覚です。人はそもそも、繋がりを感じて生き、そしてつながりの中で役に立ったことを実感すると、幸福を感じる性質があります。 「ありがとう」と相手に過度に期待してしまう時や、人の褒め言葉を素直に受け止められないときは、この自己有用感が低くなっているかもしれません。 ===  自己肯定感については心理学者などによる研究も多く、上記のようなキーワードがよく登場します。

普段はうまくいくのに恋愛だけダメ、ということも

「普段は積極的で前向きな人も、恋愛ではダメ男との恋愛を続けてしまうなんて場合は、『自尊感情』と『自己信頼感』が低くなっている可能性があります。こういうシーンだと不安になる、なんて具体的に思い返すと、それぞれ自分はどこが低くなりがちか、理解できると思います」  皆さんの自己肯定感にはどんな特徴があるのか、こうして分解して考えると、自己肯定感も1つの大切な個性に感じられますね。 書影【中島輝】 メンタルコーチ/「トリエ」代表/ 「肯定心理学協会」代表 心理学、脳科学、NLPなどの手法を用い、独自のコーチングメソッドを開発。 Jリーガー、上場企業の経営者などのメンターとして、予約待ちになるほど人気。現在は「自己肯定感の重要性をすべての人に伝え、自立した 生き方を推奨する」のがミッション。HP【旅をする木】 <取材・文・イラスト/おおしまりえ>
おおしまりえ
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:@utena0518
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