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読モが体験した、ドン引き合コン談。読モをあさる男性の生態って…

 ライターの高木沙織です。  ちょっとみなさん、私、「読モ、読モ」と何話も記事を書いていますが、そもそも“読モ”(読者モデル)ってご存知ですか?
読モ時代の合コン相手、リサーチ力にドン引き

写真はイメージです(以下同)

 最近だと、インスタグラマーやYouTuber? 流行感度が高く影響力を持つ人たち? そんな感じ。そのなかにほんのひととき身を置いた私なのですが、読モという肩書きがあるからこそのアレコレをいろいろと経験させてもらいました。  今回は、どうしても読モと合コンしたい男性たちとのドン引きエピソードについてお話ししましょう。

毎週金曜日は合コンの日

 読者モデル全盛期は今から10年ほど前でしょうか。ギャル雑誌の読モや原宿系の雑誌の読モなどさまざまなジャンルの読モが存在していましたが、こと恋愛・モテに強かったのが私も所属させてもらっていた某ファッション誌の読モでした(自分で言ってスミマセン)。もちろん、それぞれに好みはあると思いますが。
毎週金曜日は合コンの日

元読モ、現美容ライターの高木沙織さん

 ではそのファッション誌の読モたちが一体、何系の読モだったのかと言うと、会社内のNo.1モテOL系。オフィスの華的な。大人かわいい、キレイめカジュアルといいますか、なんとなくイメージできましたか? そんな女子の集まりなのですから、方々からの合コンの誘いは尽きません。撮影現場で一緒になった読モから…… 「ねぇねぇ、知り合いの商社マンが合コンしたいって言ってるんだけど、金曜日の夜って空いてる?」みたいな誘いもそこそこ頻繁にあり、なんどか参加したことも。  すると、“高木さんは合コンOKな人”的なリストでもあるのか、毎週金曜日合コン要員として声がかかるように。あっちの読モからも、こっちの読モからも声がかかって大変!なんて時期もあったんですよ、私にも。 毎週金曜日は合コンの日2 ただ、その頃の私は航空会社勤務の千葉県成田市住まいでしたから、渋谷や恵比寿、青山近辺のオシャレな店で開催される合コンは参加できたとしても22時には帰るという誰とも何も発展も進展もすることのないものが多かったですね。あ、帰宅時間の問題だけじゃないかもしれないけれど……と、付け足しておきましょう。

「オール読モ指名」の合コンに参加することに

 このように合コンの誘いが引く手数多な読モたち。ある日、合コンの幹事をよく任されていたAちゃん(26歳/会社受付)から…… 「すっごく誘いにくい合コンがあるんだけど、話だけでも聞いてくれない?」と。 「え? なにそれ、逆に気になる!」  私も軽い気持ちで乗ります。 「オール読モ指名」の合コンに参加することに実は、相手の男性陣から女性は全員読モでって言われてるんだよね」 「それって、ただ読モと飲みたいだけじゃない? ってゆうか、読モなら誰でもいいみたいにも取れるよね。どうするの?」 「だよね、なんか断り切れなくて。でもさ、これ言わずに女の子に声かけるのって後々面倒なことになりそうだからそれは避けたいと思うんだ。それでも参加してくれる子、いるかなー」  やっかいな合コンの幹事を引き受けてしまったAちゃんが気の毒に感じ……「私でよかったら行くよ」と、返事をしていました。読モに興味津々の男性たちを見てみたい気持ちも少しあったのかもしれません。  残りの参加者2人には、「今回はこういう合コンだけど、おいしいご飯を楽しむつもりで最悪女子だけで盛り上がろう!」とフォローしつつ、いざ指定された店へ。
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いざ合コンスタート。どうなる?!
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