北島三郎 日本初のオレオレ詐欺被害者になりかけた!

『北島三郎 1』
サブちゃんこと、演歌歌手の大御所、北島三郎も詐欺被害経験者のひとり。40年近く前のことですが、テレビ収録で自宅をあけていた北島宅にオレオレ詐欺の電話がかかってきたそう。電話口で「
オレだ。さらわれて大変なことになっている。助かるために500万円必要だ」と言われ、北島本人からの電話だと信じた奥さんは、すぐに事務所に相談。
警察が自宅にかけつけ、そんな最中に当の本人が帰宅したそうです。この体験は、北島が2007年03日01日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で明かしていました。もしお金を渡すことになっていたら、日本初のオレオレ詐欺被害者になっていたとも言われています。
コロナ版オレオレ詐欺は、家族でなく自治体職員や金融機関のフリをして、「給付金や助成金の申請」を口実にキャッシュカードなどをだまし取る手口。警察庁によると、冒頭の詐欺被害のうち7258万円はこの手口です。

(画像:矢沢永吉公式サイトより)
今から20年以上も前の話ですが、驚きの30億円もの詐欺に巻き込まれてしまったのが、ミュージシャンの矢沢永吉。彼がオーストラリアにつくった現地法人の元役員と、彼の個人事務所の元経理責任者が共謀して、
矢沢が所有していたオーストラリアのゴールドコーストの土地を担保に融資を得て、リゾート開発事業へ投資。
しかしバブル崩壊でこの投資が失敗し、矢沢には秘密で行われていた悪事が1998年に明らかとなりました。ゴールドコーストにレコーディングスタジオや音楽スクールを建てるという矢沢の夢が破れ、おまけに身内に裏切られたことで大きなショックを受けたそう。30億円もの被害額は、当時のオーストラリアでも史上トップクラスの被害額だったのだとか。