婚活で「料理できます」アピールをする、38歳・実家住み女性のカン違い
こんにちは。恋愛コンサルタントの菊乃です。
婚活女性に多い「料理できます」アピール。特に、実家暮らしでも料理はしていると自慢気に話す方がいますが、それってアピールになっているのでしょうか?
「実家から出たことはないですが、料理はします。会社に持っていくお弁当は自分で作りますし、週末は家族の分も料理することもあるんですよ。家事を全くしないわけじゃないんです。それでも一人暮らしした方がよいでしょうか? 結婚する時に出ていけばいいかなと思っているんですけど」とケイコさん(仮名・38歳)は言いました。
「結婚する時に家を出ればいいと思って何年経ったの?」
「……10年経ちました。アラフォーで一人暮らしの経験なしって、やっぱり婚活で不利でしょうか?」
ケイコさんは都内の大学に進学し、往復2時間以上かけて金融機関に通勤しています。大学時代はもっと通学に時間がかかっていたため、社会人になってからの片道1時間を苦痛と感じたことはなかったのです。周りも実家暮らしの女性ばかりだったため、30歳を過ぎても後ろめたく感じたことはなかったそう。
「実家暮らしでも一人暮らしでも、男性ってそこまで気にしますかね? 実家暮らしだった同僚はみんな結婚しましたし」
「実家暮らしかどうかより、他の要素でも判断して会うかを決める男性が多いかもしれませんね。あとその同僚は何歳で結婚したの?」
「だいたい20代ですね。あ~、そういうことですよね!私、もうすぐ39歳だし」
ケイコさんは一人で突っ込みを入れていました。
実家暮らしの女性は、何かと「料理できます!」アピールをする方が多いです。しかし、料理ができるといっても、その実態は……?
「ケイコさんは料理をするから家事ができるって思っているでしょう? それが違うんですよ。
ケイコさんだけじゃないですよ。実家暮らしの方って『冷蔵庫にあるものでご飯作れます』ってアピールすることが多いんですけれど、それってそこまで難しいことではないの。材料名+レシピで検索すればレシピ出てくるし、やろうとすれば誰でもできます。でも、冷蔵庫に食材がある状態を保っているのは誰?」
「母です」
「でしょう。何がないかを把握して、お母さまが買っているんですよね。それって時間もお金もかかるし大変だと思わない?」
「大変だなとは思うんですけど……」
「お母さまが一か月の食費いくらでやりくりしているか知っている?」
「知りません……」
「結婚する時に家を出ればいい」アラフォー実家暮らし
