子育ては父親と母親が協力したとしてもなかなか難しいことで、ましてや片親で育てることは非常に困難なことだと思います。そんな人いっぱいいるんだから本人のやる気次第、と言って、各個人に責任を全て背負わせるのではなく、誰かしらの助けが絶対に必要だと僕は考えます。当たり前にあるべきなのです。
あなたには、その助けがなかったのか、誰かに助けを求めることができなかったのか、いずれにしても自分1人で抱えてしまったのでしょう。
今あなたにして欲しいのは、かつての自分を責めるのではなく、「本当つらかったね」と頑張っていた自分を労(ねぎら)うことです。
これをしばらく続け、子育てに関して、自分が精一杯やっているんだと少しでいいから自信を持ってください。決して他の人と比べてはダメです。家族構成や年齢などがどれほど似ていたとしても、あなたとあなたの子供、夫さんと同じ組み合わせはこの世に存在しません。あなたの状況下であなたの精一杯で取り組んだのなら、それでいいのです。
そして、あなたは、命を奪いました。この苦しみ、罪深さ、自責の念は一生消えることはないでしょう。そこで感じている苦しさは、あなたが考える命の重みです。その重みがわかる人は、人と向き合うことができるはずの人なんです。
命ある人と向き合うことは、今のあなたにはつらいでしょう。色々なことから逃げたくなったり投げ出したくなったりしているでしょう。でも、あなたは命の重みを知っています。あなたの身の回りにいる命ある人とは、子供であり、夫さんであり、あなた自身です。あなたが1番向き合うのを恐れているのは自分自身ですが、そこからは逃げられないし、逃げちゃだめなんです。
今、自分のことが好きですか?
完璧じゃないけど、そんなに悪くもないかなぁって思えますか?
どうせ私なんか、、、って何かにつけ考えていませんか?
全部私が悪いの、って考えているんですよね。それは、結構、つらいですね。
そのつらさを和らげていくには、自分には生きていく資格があるんだ、人生たまにはいいこともあるんだ、なんだかんだ生まれてきて良かったかな、と思えるようにしていくことが必要です。そのためには、あなたに寄り添い、支え、力になってくれる人に甘えましょう。どうやら、相談文を読む限り、そういった人はすぐそばにいるみたいです。
全然怒らなく優しいとあなたが思っているその人、夫さんです。