スーパーのうなぎを絶品にする裏ワザ。“温め方”を変えるだけ
たまの贅沢、失敗なく食べたい。
土用の丑の日のイメージから、夏のスタミナメニューという印象の強い「鰻(うなぎ)」。あまり知られていないのですが、天然うなぎの旬は秋から初冬にかけてなんです。ちなみに養殖うなぎなら、1年中変わらないおいしさを味わえます。
元気を出したい時やちょっと贅沢気分を味わうために食べたい鰻。外食がしにくい状況下では、スーパーで購入できるタイプが重宝しますよね。でも、国産だと1尾2000円近くするような高級品。どうせ買うなら、お店の味を目指して満足度高く味わいたいところです。そうそう、皆さんは市販の鰻をどう選び、どのように温めていますか?
そこで今回は、家庭で鰻を美味しく食べるための2つの簡単なコツをご紹介したいと思います。
鰻の温め方を検索してみると、最も多く出てくるのが、「鰻を水もしくは湯で洗う」という手法。この理由としては、タレは見栄え優先であり美味しくないから、とのことですが、旨味が逃げて味気ない仕上がりとなり、合格点には到底及びません。そこで代わりに、イマイチなタレを回避するためにオススメしたいのが、「真空パックタイプ」を選ぶというもの。適度なタレに浸かっていて、仕上げ用のタレが付属に付いているので、不自然さがありません。
そして次に、温め方。そのままトースターで焼いてしまうと硬くなってしまうし、ホイルに包むとべちゃっとした仕上がりに。一体どうすればよいのでしょうか……。
アルミホイルではなく、お菓子作りなどでおなじみの「クッキングシート」を使ってみましょう。クッキングシートには、水分は通さないけれど、水蒸気を通すというという性質があります。つまり、温めることで発生する蒸気は外に逃げることになり、鰻はほどよくふっくら仕上がるのです。

水洗いは本末転倒! 真空パックタイプを選ぶべし

ホイルではなく「クッキングシート」が正解

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