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宇垣美里が選ぶ、元気がでるマンガ。「私も自虐して後悔したことが」

 いまだに続くコロナにちょっとウンザリしてる人もいるのではないでしょうか。今夏は旅行もできず楽しい思い出もないまま、気づけばもう9月後半……。  そこで、アニメやマンガ好きと知られている、フリーアナウンサーの宇垣美里さんに、読むと元気がでるおすすめのマンガを聞いてみました! 宇垣美里が選ぶ「読むと元気が出るマンガ」と、自虐をして後悔した瞬間 宇垣さんはどんな作品を選んでくれたのでしょうか? 【前回記事】⇒宇垣美里に聞いた“アガる映画”4選「私も戦わねば!ってなります」

『裸一貫つづ井さん』

●作品あらすじ:『腐女子のつづ井さん』の著者が描くコミックエッセイ新シリーズ。夜の公園で全力で遊んだり、異性としゃべるリハビリとして街コンに参加たり……アラサーおひとりさま女子のつづ井さんと女性の仲間たちが、工夫して日常を楽しむ姿に、笑って癒されて元気がもらえる一冊。
『裸一貫つづ井さん』

『裸一貫つづ井さん』

著者:つづ井、単行本:文藝春秋/2019年9月 「つづ井さんの日常が楽しすぎて笑っちゃいます。旅行するとかではなく、まさ今お手軽に楽しめる方法をたくさん知っていて。人生は、自分でいくらでも豊かにできるんだなって思いました」(コメントは宇垣美里さん、以下同) つづ井さんが自身のnoteに、「『裸一貫つづ井さん』の連載を始めるとき、もう自虐をしない、と決めた」と書いてました。 「あのnoteを読んで、私も、気軽に自虐をしてしまっていたことがあったなと…」  宇垣さんでも、自虐することがあったんですか? 宇垣さんもでも自虐をすることがあった「こういう仕事なので、若ければ若いほどいいじゃないですけど、『どんどん若い子が出てくるね』って言わたときに、『そうなんですよー やばいんですよー』って、ケラケラ笑っていなしてました。今は、そんな自虐必要ないなって思いますけど。  26歳くらいのときに、『じゃあ、オバサンのほうに任せようかな』って、年上の男性スタッフに言われたこともあります。ちょっと遠いところに、男性の先輩アナウンサーがいたので、「センパイ! ここにセクハラ野郎がいますー!」「めっちゃヒドいこと言うんだよ! 聞いて! 来てー!」って、ちょっとふざけたノリで言ったんですよね。  そしたら先輩が、『そんなこと言っちゃ、ダメじゃないか』って注意してくれたんですけど、もっと怒ればよかったなって。そのとき隣に、私よりもっと若いアナウンサーの子がいたので、この子のためにならないことをしたな、もっとちゃんと怒るべきだったなって、すごく後悔しました

『GALS!!』

●作品あらすじ:マンガ雑誌『りぼん』(集英社)で、1998年~2002年にかけて連載されていた、“渋谷最強のギャル”寿蘭と、その親友たちの高校3年間を描いた『GALS!』の続編(2019年11月〜、アプリ「マンガMee」で連載)。2002年の渋谷を舞台に、18歳になった蘭たちの、それぞれの新生活がスタートする。
『GALS!!』

『GALS!!』

著者:藤井みほな、単行本:集英社/2020年4月 「“あの”『GALS!』の続編なんですけど、アプリで新しく連載が始まったんです。更新されるのを超楽しみにしています。今の蘭ちゃんたちではなくて、一度連載が終了した2002年からの続きなので、時代はズレてるんですけど、蘭ちゃんが元気だったらオッケーです。『自分サイッコーっていうメンタルだと一番強い』と言っていて、『そうだね!』と思いながら読んでいます」
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親友の自殺をめぐるマンガ
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