快眠のための8つのテクニック。昼寝や照明の色にもコツがある
感染拡大のピークを過ぎたとは言うけれど、いまだ油断のできない日々が継続中。コロナ禍の出口はいまだ見えません。
新型コロナウイルスによってもたらされた日常の“変化”は、気づかないうちに大きなストレスになっています。さらに、今夏は酷暑もあって、「よく眠れない」という人も少なくないのでは。
睡眠はウイルス感染を防ぐ免疫力にも影響を与えます。「withコロナ時代」だからこそ、睡眠を見直す必要があるのではないでしょうか。
そこで本記事では、先日開催されたトゥルースリーパー主催の睡眠セミナーより、快眠セラピストで睡眠環境プランナーの三橋美穂さんによる「良質な睡眠をとるための8つのテクニック」をご紹介。
最近、スッキリと起きられない、寝ても疲れがとれない、という方は三橋さんが提唱する「8つのテクニック」を実践してみてはいかがでしょうか?
人間の体内時計24時間と少し。毎日、リセットしていかないとズレが大きくなってしまうのだとか。
「体内時計は全身の細胞にありますが、いちばん大きな『親時計』は脳にあります。この親時計をリセットするのが光。そして、全身にある『子時計』を親時計に揃えるのがタンパク質。決まった時間に起き、朝日を浴びて、朝食をとることは睡眠にとって、とても大切なのです」
太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされるだけでなく、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌を抑えられ、眠気を吹き飛ばしてくれるのだそう。
さらに、精神を安定させる幸せホルモン「セロトニン」の分泌も促進。このセロトニンが夜、メラトニンに変わるので、日中、セロトニンがたくさん分泌されると元気に活動でき、夜、よく眠れるというわけ。
「光は午前中に浴びるのがポイント」だそうですが……在宅ワークが多くなり、外出する必要がなくなり午前中に日光を浴びないという人もいるかもしれません。そんな人は人工の光で代用を。
「オンライン会議などで顔色をよくするためのライトがありますよね。このライトを使って、午前中、2~3時間ほど斜めの方向から顔に光を当てるんです。私も使っていますが、ライトの光を浴びた日と浴びない日では睡眠の質が違うことを実感します」
「日中、活動時間が長ければ長いほど、体に睡眠物質が蓄積されて、夜、眠気がもよおされます。夕方以降に寝てしまうと、睡眠物質が使われてしまいます。昼寝をするなら、正午から午後3時までの間の15分間に」
一方、短い昼寝は午後の活動のエネルギーチャージになるそう。
1.決まった時間に起床&光を浴びる&朝食
太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされるだけでなく、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌を抑えられ、眠気を吹き飛ばしてくれるのだそう。
さらに、精神を安定させる幸せホルモン「セロトニン」の分泌も促進。このセロトニンが夜、メラトニンに変わるので、日中、セロトニンがたくさん分泌されると元気に活動でき、夜、よく眠れるというわけ。
「光は午前中に浴びるのがポイント」だそうですが……在宅ワークが多くなり、外出する必要がなくなり午前中に日光を浴びないという人もいるかもしれません。そんな人は人工の光で代用を。
「オンライン会議などで顔色をよくするためのライトがありますよね。このライトを使って、午前中、2~3時間ほど斜めの方向から顔に光を当てるんです。私も使っていますが、ライトの光を浴びた日と浴びない日では睡眠の質が違うことを実感します」



