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かわいい野鳥たちに、ほっとする/中学生写真家・藍沙さんが撮った野鳥

 第37回「日本の自然」コンテストで「朝日新聞社賞」を受賞、中学生写真家として話題の藍沙さん(14歳)が、8月7日から27日にかけて、富士フイルムが運営する写真ギャラリー「富士フィルムフォトサロン東京」で個展を行いました。 藍沙さん 世界の大物写真家たちの写真も数多く展示してきた歴史あるサロンで、藍沙さんの個展は、記録が残っている中では史上最年少なのだそうです。今回は、藍沙さんが出品した写真25点の中から、お気に入りの写真をチョイスして紹介してくれます(以下、藍沙さんの寄稿)。

紅葉(ピンク)とカワセミ

 こんにちは、藍沙です。今年の夏、私の個展「東京の野鳥たち」を行わせていただきました。個展には約1万4000人もの人々がいらっしゃいましたが、コロナの影響で写真展に来られなかった方々も多かったかと思います。そこで、今回の記事では写真展に出した作品をいくつか紹介していきます。 紅葉(ピンク)とカワセミ 今回出品した作品の中でも、私にとって感慨深いものが、「紅葉(ピンク)とカワセミ」です。この写真は、環境がいかに変化しているか感じさせるからです。この背景は薄い色の紅葉が光を浴びてピンクに輝いているところです。  紅葉は置かれている環境によって色が毎年変わりますので、その輝きはその瞬間しか撮れません。また、私にとっては自分の写真のスタイルを見つけるきっかけになりました。  この写真より前は、いまいち自分の撮りたい写真がわかりませんでした。この色とりどりの背景が自分でも気に入って、自分らしいカラフルな写真を撮りたいなと思うようになりました。

翼を上げるルリビタキ

翼を上げるルリビタキ 美しい羽をもつルリビタキ。この子は、冬になると東京にやってくる渡り鳥です。私が撮っている場所では毎年来る個体が違い、それぞれ性格が違って面白いです。例えばこの写真の子は凄くフレンドリーで、こっちを見て「踊ろうよ!」と言っているみたい。この写真を私や家族は「シャル・ウィ・ダンス」と呼んでいます。  お気に入りの写真の子に、あだ名をつけてみると面白いです。この子のポーズはばっちり決まっていて、イケメンですよね。逆にとても警戒心が強く、姿すら見せてくれない子もいるので、このようにポーズを決めてくれると撮る側としてもありがたかったです。

羽を広げるチョウゲンボウの若鳥

羽を広げるチョウゲンボウの若鳥 この鳥は、チョウゲンボウといいます。ハヤブサという、世界で一番飛ぶのが早い鳥の一種です。  しかし、この子は巣からようやく出てきたばかりの若鳥なので、まだ飛ぶのが上手ではありません。風で飛ばされかけたり、木の枝などにぶつかってしまったりするので、木の上で飛ぶ練習をしています。  でも枝が揺れて落ちそうになったりもするので、見ている方はハラハラします。つい応援したくなってしまいますよね。この後、しばらくたったら独り立ちをします。この子がうまく飛べるようになるといいですね。
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鏡の国のカルガモ
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