もはや我が子のように愛おしいうどん
みなさんには、ただの“素うどん”に見えるかもしれませんが、筆者にはとても愛おしく見えます。足踏みから始まったうどん作り……。ここまで長い道のりでした。
麺がガタガタになったので心配でしたが、モチモチで美味しい! ワカメを入れたり、天かすを入れたり、好きな具材を入れると、もっと美味しくなると思います。
縮れてしまった麺も“どん兵衛”風に見えて愛おしい
また、筆者は面倒くさがりなので、水洗いの作業を面倒臭いな、と思っていました。
どのような違いがあるのか確認するため、水洗い・湯切りをせずに「月見うどん」を作ってみたところ……。
麺が少しブヨッとしており、あまり美味しくありませんでした。
紙で板前帽子も作ってみました
外食などで食べる“手打ちうどん”は、長さも太さもほぼ同じですよね。実際に作ってみると、うどん作りは大変で、特に長さや太さを均一にするのは難しかったです。
また、おうち山田うどんは、届いた“うどん玉”を延ばして・切って・茹でるのだと思っていたのですが、違いました。本来のうどん作りの工程の、小麦粉と塩水を混ぜる作業が省かれているだけなのです。
足踏みして、団子を作って熟成発酵、延ばして切る……。おうち山田うどんは、想像以上に本格的な“手打ちうどん作り”を体験できます。子供と作るのであれば、半日は確保しておいたほうがいいでしょう。
普段はサッと食べることができるうどん、手作りしてみてはいかがでしょうか。
<文・写真/梅原しおり>