Lifestyle

周りの女性を、心の中でバカにしてしまう私/スイスイさんお悩み相談

ていねいな器を買うのもよし、高いドレスもよし

 置かれた場所で咲くなら、インスタグラマーを目指すのはどうだろう。必要なのは、目標を数値化すること。インスタグラマーになるなら、フォロワー6000人くらいで十分満たされそう。あなたの見た目がよかったら自分を売りにしたらいいし、そうじゃないなら食器かな。インスタグラマーが最終的に行き着くのは器だと思っています(笑)。  見た目を変えるのも手っ取り早い手段です。伊勢丹に行って、10万円のMame Kurogouchiのドレスを買ったらいいと思う。品のいいアラサーの「何者感」を一瞬で手に入れられますよ!  馬鹿にしているわけじゃなくて、それが自分にとって心地よく、ちょうどいい“何者”感であればそれでいいと思うんです。でも、伊勢丹で買い物をして「何者かになる」にはお金がかかるんですよ。手取り19万とかだと厳しい。となると転職もアリかな?と世界がひろがってくる。
スイスイさん

アラサーのちょうどいい“何者”感とは……

みんな人をバカにしながら生きている

 あと、「心の底で他人をバカにしてしまう」なんて、みんなそうですよ。わたし、他人をバカにしないと自信なんて持てないです。他人と比べないと自分の価値なんて分からないって思ってしまう……。  だからこそ、比べたときに、自分が誰のどんなところに嫉妬しているのか知った方がいい。わたしは血迷ってラジオパーソナリティになりたかったときがあって、ラジオパーソナリティの人にめちゃくちゃ嫉妬したんです。  でも、本にも書いた“自分ルール”に則って、嫉妬を3日寝かせた。そうしたら、目立っていて成功しているという点が羨ましかっただけだと気づいたんです。  自分がやりたいことがわからない人って、物事が降ってくると「これがやりたいことかな?」って惑わされがちなんですけど、自分を見つめる期間を1か月くらい設けて、自分の嫉妬を観察するといいと思う。インスタグラマーなら誰で、どういうところに嫉妬するのかっていうのを分析してみてください。メンヘラはすぐに惑わされるので(笑)。 <スイスイ 取材・文/小西麗 撮影/山川修一>
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