
旅行の余韻に浸っていたある日、Kさんから「僕も東京に戻ってきたから会いませんか?」とLINEがきたそう。
「また、あの楽しかった島の話がしたいと思って、飲みに行きました。すると盛り上がってしまって、つい一緒にホテルに行ってしまって…Kさんが既婚者なのは知っていたのに」
Kさんはほぼ家庭内別居状態(自称)で、旅行に行こうが、お泊まりしようが妻から何も言われないんだとか。
「良くない事だと思いますが…正直ちょっと楽しくて。つい調子に乗ってライターのNさんにも自分から連絡してしまいました。
近いうちに、大阪に住むNさんにも会いに行く予定です。大阪旅行も楽しみだし、Nさんとの再会もワクワクしますね。今まで押さえ込んでいた“旅行欲”と“誰かと交友したい欲”が止まらない感じです」
ですが明日香さんは、別にKさんやNさんとお付き合いをしたい訳ではないそう。
「自分にこんな一面があるなんて知らなかったのですが…全部コロナのせいだと思います。今はこうやって自由に遠出したり、色んな男性と出会える事に幸せを感じるんです」
Kさんと小旅行やデートを重ねながら、Nさんとも連絡を取り合う明日香さんなのでした。そんな気楽な感じで、Kさんの家庭を壊すのだけは避けてほしいものですが…。
続いては、彼氏に止められていた本来の自分の趣味を、破局きっかけで取り戻した女性に話を聞きました。

中村佳世子さん(仮名・31歳・会社員)は、昨年からお付き合いした彼(Yさん・36歳・不動産業)と別れて2ヶ月になります。
「そろそろ婚活しようかなと、マッチングアプリに登録して初めてマッチングしたYと割とすぐに付き合い始めました。Yもしばらく彼女がいなくてアセっている感じでしたね」
新しい恋人ができて嬉しかった佳世子さんでしたが、少し気にかかる事がありました。
「Yは細マッチョで、スポーツジムに通うのが趣味なのですが…私がプロレスファンで試合を観に行くのが趣味だと言うと『そんな野蛮な趣味はやめたら?もっと女性らしい趣味いくらでもあるでしょ?』と否定されてしまって」
佳世子さんは今まで、恋人の趣味を否定的にとらえた事がなかったので、まさかの“やめたら”発言に面食らってしまったそう。
「でも、それ以外は問題なく…Yとのせっかくの出会いを無駄にするのは嫌だったので、なんの文句も言わず私はプロレスの試合を観に行く事をやめたんです」
それでもプロレスファンはやめられないので、ネット配信で試合を観ていたそう。
「本当の事言うと1回だけYに内緒で試合を観に行った事があるのですが『昨夜は学生時代の友達と女子会してて、けっこう飲んじゃった』とか、つかなくてもいい嘘をつくのがしんどくてそれ以来ホントに行っていません」
そして今年に入り、コロナが猛威を振るいはじめると…。