結婚直前……将来相手に恋心がなくなってしまうのが怖い
相談者:泰代(仮名)39歳・派遣社員
私の恋愛はこれまで「彼氏はできるけど長続きはしない」という状態でした。ここ3年ほどは恋愛をするのも面倒臭くて、あえてそういう場所から遠ざかっていましたが、このコロナ禍でリモート勤務となってから人恋しくなり、婚活アプリを始めてすぐに同い年で趣味も合う理想的な男性と知り合いました。
デート一回目ですぐにお付き合いを開始。そろそろ付き合って3ヶ月となり、来年1月の私の誕生日までには入籍するまで話が進んでいます。
ですが、ここにきて、結婚して月日が経つと、生活感がでてきて恋心がなあなあになってしまうのが怖くて仕方ありません。奥さんと今もラブラブな平子さん、ずっと仲良くすごしていくために心掛けるべきことはありますか?
相手が「自分のために生まれてきた人」くらいの危険思想でいい
平子「うちは心掛けたりはしてないんだよなぁ。欲情が自然にあるから、周りから怒られるんじゃないかと思うくらいに今も男と女です。
僕は依存や束縛ってすごく大事だと思うんです。相手に狂う感覚っていうのかな。でも、初期設定がそれくらいじゃないと、この先がもっとキツくなっていきますよ。
考え方が変態的かもしれないけど、相手が『自分のために生まれてきた人』くらいの危険思想でいい。それをストレートに隠さずに伝え続けるべきでしょう。言葉に出して伝えて、それを思い込む。そういうマインドコントロールも重要だと思います。
よくよく考えると、僕の両親も奥さんの両親もそういうタイプなんですよ。きっと、この感覚って子どもにも連鎖していくんです。僕らを見て育ったうちの子供もきっと、同じような恋愛をして家庭を築いていくんじゃないかな、と。ぜひ、子どもができたらそういう両親の姿を見せてあげてください」
さすがは”愛のインフルエンサー”。実体験に基づいたお言葉をいただきました。最後に、平子さんから読者の方にメッセージを一言。
「くどくど並べてねえで欲情させてこい!」

平子さん、ありがとうございました!
【平子祐希(ひらこ・ゆうき)】
1978年12月4日、福島生まれ。酒井健太とお笑いコンビ『アルコ&ピース』を結成。182㎝、90kgオーバーの恵まれた体格のボケ担当。難解な言い回しでくどく諭しボケるその様を、ファンは愛をもって「平子る」と呼ぶ。テレビはもちろん、コンビでパーソナリティを務めるTBSラジオ『D.C.GARAGE』の人気は圧倒的で伝説。
<文/もちづき千代子>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:
@kyan__tama