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かかとカチコチは卒業。フットケアのプロが選ぶ市販のケア用品

ひび割れかかとにはビタミンE配合クリームを

――さらに悪化して、かかとがひび割れてしまったらどうしたらいいでしょうか? 西出:ひび割れにはビタミンE配合のクリームが有効です。ひび割れが深いと、尿素配合のクリームは刺激が強くて痛みを感じることがあるので避けたほうが無難です。かかとケア専用の靴下や綿・シルクの靴下を履いて寝ると保湿成分の浸透性が高まりますよ。なお、かかとに皮膚の軟化剤や保湿剤を1~2週間継続して塗っても改善しなければ、角質増殖型の足白癬(水虫)の可能性があるので、皮膚科の受診をおすすめします。

●<ビタミン配合クリーム> 180g(ユースキン製薬)

ユースキン 180g(ユースキン製薬)/税込み1375円(楽天市場価格)

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●<ビタミン配合クリーム>メンソレータム ヒビプロKTα 24g(ロート製薬)

メンソレータム ヒビプロKTα 24g(ロート製薬)/税込1005円(Amazon価格)

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タコやウオノメ…年間を通して起こりやすい足トラブル

足――ここまでは乾燥時期に起こりやすい足トラブルですが、季節に関係なく起こりやすい足のトラブルはありますか? 西出:一つは、タコです。同じ部分が繰り返し刺激を受け、皮膚の角質が厚くなる状態をいいます。タコができる場所は人それぞれで、例えば外反母趾の場合は足の親指の側面にできますし、靴紐をしっかり締めないと靴の中で足が擦れ、つま先にできやすくなります。これらを放置すると徐々に硬く厚くなり、歩くたびに痛みや違和感が出てきます。  もう一つはウオノメです。繰り返し刺激を受けて角質増殖が皮膚の内部に向かって進んでいく状態で、これが神経にあたると歩行のたびに痛みが走ります。ウオノメには芯があり、この芯を完全に除去しなければ痛みは繰り返し起こります。 ――なるほど。このようなトラブルの予防法と対処法を教えていただけますか? 西出:タコはそれほど大きくなければ、入浴時に足やすりを使って削り、保湿ケアをしましょう。大きくなってしまった場合はフットケアサロンなどで除去してもらうこともできます。  タコに貼る市販のテープはおすすめしません。サリチル酸テープは貼り付け箇所を柔らかくし、ハサミやかみそりで削っていきますが、皮膚を傷つけるリスクがあるほか、サリチル酸が健康な皮膚もふやかしてしまうことがあるためです。  普段からできる予防法としては、靴を履くときにかかと側をトントンとして靴ひもをしっかり締め、つま先側に空間をつくりましょう。また、自分の足の裏の形に合わせたインソールをオーダーメイドすると、フィット感が出て体重が足全体に均等にかかるようになるので胼胝ができにくくなりますよ。 ――では、ウオノメは? 西出:ウオノメはフットケアできる医療機関、またはフットサロンで除去できます。タコ以上に皮膚を傷つけるリスクが大きいため、ウオノメを自分で除去するのはおすすめしません。再発防止策はウオノメと同じで、足裏にフィットするインソールを使用することです。ただ、足指や足の変形などが鶏眼の要因になることもあるので、歩幅や荷重のかかり方の左右差が大きいときは医療機関の受診をおすすめします。
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軽石って使って良いの?足ケアの誤解
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