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エリート夫の暴言に泣く日々…妊娠中にDVシェルターに避難した妻の決断

彼は何か悩みを抱えているのか?

「つわりがひどくて午前中出社できずに午後出社した時も、『会社の人はただあなたがサボってるだけだと思っているよ』とか『そんなにつらいとは思えない』などと言われました。ついには『俺が経験したことがないことは全く想像ができないから、俺の前でつらいとか言わないでくれ』と言ってきたんです」 妊娠、マタニティ、妊婦 よくそんなひどい言い草をする人と一緒にいられましたねと問うと、彩花さんは当時、彼が急激に変わってしまったことから頭が追いつかず、何か悩みやストレスを抱えているのかなと思っていたそうだ。しかも毎日暴言を吐くわけではなく、普段は愉快な夫だった。普段は楽しく暮らしていたので、彼のヤバさを見ないふりをしていたと振り返る。

妊娠8ケ月で暴力を振るわれ、警察ざたに

 そして妊娠8ヶ月のある日、事件は起こる。大きなお腹を抱え、彼と買い物に行った。彼は彩花さんが少し暗い顔をしているだけで、怒りのスイッチが入る。その日も彩花さん自身は気づいていなかったが、暗い顔をしていたようなのだ。 「そのときはもう、重たい荷物は持てない体になっていたのに、買い物の帰りに夫がバスに大きな荷物を置いて勝手に降りてスタスタ歩いて帰ってしまったんです。当時は引っ越したばかりでまだ地理的なことに詳しくなくて、どうやって帰ればいいのかもわからず……。なぜ彼が怒ったのか理由もわからなくて、自分が悪いのかもしれないと思うクセがついていました。  身重でこんな重い荷物を持つわけにはいかないと思い、寒い屋外で30分ほど待って、近距離でしたがタクシーを呼んでようやく乗車して家にたどり着きました。そしてベッドに入って泣いていたら、夫が『途中のコンビニで待ってたのに、なんで勝手に違う道で帰るんだよ!』と怒鳴り込んできたんです。さらに布団をひっぺがして髪をつかんでひきずり出されました。  さすがに私もブチ切れて、危ない! 危ない! 流産したらどうするの!? と叫びましたが『流産したらお前の自己責任だ』と言われました。そこから夫はまた『気持ち悪い』『死ね』『お前の顔なんか一生見たくない』と中学生のような暴言を吐き始め、言い争いになったんです」  そしてついに夫が突き飛ばしてきたので、転倒せずに持ちこたえたものの、これはヤバいと彩花さんは別室に逃げて110番した。しかし、警察を待っている間に夫は怒って家を出て行ってしまった。
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DVシェルターに避難したものの…
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