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謎の不調はパンやパスタの食べすぎかも。グルテンフリーが注目されるわけ

もしかしたら、その不調は小麦の摂りすぎかも

 腸もれによって体のあちこちで炎症が起きると、いろいろな不調の原因になります。腸の炎症で下痢や便秘になったり、脳や神経の炎症で認知症になったりします。 ・しつこい倦怠感がある ・ちょっとしたことでイライラしてしまう ・顔や手足がむくみやすい ・肩や背中がこっている ・慢性的な便秘や下痢など、おなかの調子がよくない ・風邪がなかなか治らない ・肌荒れがひどい ・生理不順がひどい ・人の名前や昨日食べたものなどが思い出せない ・ネガティブな考えにとらわれてしまう  「病院に行くほどでもないけれど、いつも体の調子がイマイチ……」と悩んでいる人は、もしかしたら原因は小麦の摂り過ぎではないかと疑ってみてもよいのではないでしょうか。

不調な人は、3週間の「脱小麦」で体調の変化をみる

小麦粉、パン、食卓、朝食 もし「腸もれ」を起こしていたら、修復するためにやるべきことは、グルテンを摂らないこと。つまり、小麦を食べないことなのですが、パンやパスタを抜くなんて、やっぱりむずかしそうです。  長年、食事指導をしてきた本間先生によると、 1、初めは1週間、「脱小麦」生活を体験 2、主食だけ小麦を抜いてみる 3、グルテンフリー食材などを使って代用 4、平日だけ「脱小麦」、休日は心のリセット 5、体調の変化を記録してモチベーションを上げる  など、「脱小麦」生活のコツはいくつもあります。これなら自分に合ったやり方を見つけられますね。 「大切なのは、ムリをすることなく続けていくこと。まずは3週間、『脱小麦』にチャレンジしてみてください。続けるうちに、あれほどしつこかった不快な症状が改善されて、体調がどんどんよくなってくるはず。  食べものが変わると、人生が変わります。やってみる価値は、きっとありますよ」  口にするものに気をつけて、身も心もヘルシーに過ごしたいものですね。 【本間良子】 スクエアクリニック院長。米国発達障害児バイオロジカル治療学会フェロー。聖マリアンナ医科大学医学部卒業後、同大学病院総合心療内科入局。副腎疲労の夫をサポートした経験を活かし、米国で学んだ最先端医療に基づく栄養指導もおこなう。また、日本で唯一、腹心披露、グルテンフリー外来を開設している。 <文/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa
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