そのほかにも、「エビフライとえびの天ぷらの区別がついていない日本食レストランが多いこと」「刺し身も寿司と呼ぶアメリカ人」「日本人はいつも箸で食べると思い込み、カレーライスでも箸を使って懸命に食べる愛すべきアメリカ人」の存在など。
今回、筆者が聞き込みをした中には理解できるちょっとした誤解が大半で、想像の斜め上を行くような、すごいアレンジを効かせた“トンデモ日本食”のエピソードは出てきませんでした。
もともと、日本食は寿司、天ぷら、鉄板焼といった、高級料理を中心にアメリカに広がり、ニューヨークやLAなど大都市の富裕層やセレブが先取りした“なんかよくわかんないけどかっこいい”と、リスペクトされてきた食べ物でした。

そこから今では、「EDAMAME(エダマメ)」や「TOFU(トウフ)」「TERIYAKI(テリヤキ)」など、日本語がそのまま英語になるほど人気の食材や調理法もあり、スーパーでは日本メーカーのカップラーメンや焼きそば、カレールー、えびせんやポッキーなども売っています。
このままもっと日本食がアメリカでメジャーになっていけば、日本人がパスタに明太子や納豆を使ってみたり、ライスバーガーを開発してみたりするのと同じ感覚で、アメリカ化された日本食が出現する日も近いかもしれません。ちょっと想像するのは怖いけど……。
<文/橘エコ>
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橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。