大学のオタサーで姫扱いだったのに、30歳を過ぎても彼氏ができない悩み
誰しも人生には最盛期とドン底期があるものですが、とくにピーク時には本人は気づかないものです。
うらやましがられる最盛期と、ドン底を味わったという女性に話を聞いてみました。
筆者が仕事を通じて出会った映子さん(33歳)は、年齢より若々しく見える上にとても美人。芸能人でいうとSKE48・乃木坂46の元メンバーの松井玲奈に似た感じの女性です。
若い頃はさぞかしモテていただろうと思いましたが、予想通り大学時代は男性にチヤホヤされまくる”姫”のような立ち位置だったそうです。
「ただ、入っていたサークルがいわゆるアニメとかゲームが好きな人ばかりが集まるオタク系のところだったんですよね。今でいうオタサーの姫ってやつですよ(笑)」
映子さんは中学から高校まで私立の女子校に通っており、男性への免疫がまったくなかったといいます。服装も派手ではなく、髪の毛も染めていない黒髪ストレート。大学入学当時はもう絵に描いたような清楚系の少女だったそう。
そんな彼女を見て、男性陣が色めき立たないわけがありません。それはそれは大切にされ、人生で初めて受ける姫扱いに映子さんは戸惑いつつも悪い気はしていなかったとか。
「OBが来た飲み会なんかだと、周りを現役メンバーが囲んで守ってくれてましたね。ゼミの飲み会でも、同じサークルの男子がいたら他の人を寄せ付けないようにべったり私としゃべってたり。
でも、告白とかはされたことなかったんですよ。アプローチといえば、飲み会でテーブルの下でこっそり手を繋いできたりとか、そんな程度。2人で出かけようとかの誘いもなかったです」
どうやらサークル内には、彼女はみんなの共有財産で誰かひとりが手に入れてはいけないという暗黙の了解に近い協定のようなものが存在していたようなのです。彼女は大切に大切に姫扱いをされた結果、大学時代に彼氏を作ることはありませんでした。
そして、彼女の苦悩は大学卒業後から始まります。
オタク系のサークルで姫扱い
大切にされ彼氏を作らなかった大学時代
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