東京23区以外の場所に暮らしている人からは、不満の声も多く挙がりました。
「
埼玉県和光市では全然つながらない! 同じ埼玉県内でも、大宮より北にはつながるところがあったりとか、エリアにムラがあります。池袋で回線が遅くなるのも困りもの」(30代女性、OPPO製スマートフォンで利用)
「コンビニでバーコード決済をしようとしたら、急に圏外になって困りました。『auエリアローミング』が終了して、不便になりました」(40代女性、iPhone 11で利用)
ちなみに、この記事を書いている私(外部ライター)の事務所は、
東京都青梅市にあります。
近所にブルーベリー畑があるようなド田舎ですので、
2020年12月の段階で「楽天回線」の電波はまだ来ていません。
対応エリアの地図をJR中央線沿いに見ていくと、今のところ、東京駅から三鷹駅の間でのみ「楽天回線」を使えるようです。これに関しては、今後の基地局増強に期待するしかありません。
楽天モバイルのポイント4「Rakuten Link」が変
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT V」は、ネット閲覧やLINEなど、データ通信をメインに使う人を想定した料金プランになっていて、“電話をかける”ことには適していません。
楽天側としては、
「Rakuten Link」というアプリがあって、それで無料通話ができるというのがウリ文句です。しかし、
このアプリは使い勝手が悪いといいます。
「『Rakuten Link』に不具合が多くて困っています。しょっちゅう勝手にログアウトされ、そのたびに電話番号を入力して、再度ログインする必要があります。何度も繰り返すのでウンザリ」(30代女性、iPhone 11 Proで利用)
「タイミングによって、ショートメールがiPhoneのSMSアプリに来たり、『Rakuten Link』に来たりする。どうしてまちまちなのか」(20代女性、iPhone 7で利用)
念のために書いておくと、「Rakuten Link」のアプリを使わずに、通常の電話をかけたり、SMSを送受信したりすることも可能です。
ただしその場合、30秒あたり20円の電話料金がかかります。SMSを送る際にも、1通あたり3円かかります(ともに国内の場合)。これは盲点なので、気をつけて使いましょう。