
※画像はイメージです(以下、同じ)
――ののこさんはメルカリも活用されているようですが、不用品を売るコツはありますか?
ののこ:不用品整理のついでに売る、くらいのスタンスを心がけています。今は物を減らしたので使う機会は減りましたが、それでも定期的に不用品がないかはチェックしています。出品するのは主に、サイズアウトした子供服。それと、いらないものをずっと家に置いておくのはイヤなので、1週間で売れなかったら捨てています。
――メルカリって梱包・発送がけっこう面倒だと思いますが、どうですか?
ののこ:面倒です(笑)。だから基本的には、コンビニで売っているメルカリ専用の梱包資材に収まるものしか出品しません。そうすると、売れたものをコンビニに持って行って、梱包するだけでいいので。スキマ時間でちょっとしたお小遣い稼ぎの感覚なので、お金や時間のかかるものは捨てます。自分のストレスになることが、一番良くないと思っています。
――メルカリで意外と売れるもの、ってありますか?
ののこ:使いかけの化粧品は、意外と売れますよ。今でもたまに、ちょっと攻めたアイシャドウなどを買ってしまうことがあるので、そういうアイテムは飽きたら売ってしまいます。
――2021年のお正月は、“巣ごもり正月”なんて言われていますが、長時間家にいるときにこそやっておくべきことってありますか?
ののこ:このお正月は、「いかに家で快適な正月を過ごすか」が焦点になりますよね。時間があるなら、家の中の不用品をまるっとチェックしてみてもいいかも。大掃除ついでにいらない洋服を整理したり。それと私の家では、年末に家電製品などの箱を処分するのが恒例です。夫が箱を取っておくクセがあるんですけど、いらないものは年末にまとめて捨てますね。
不用品の処分は、ハードオフなど中古販売店に持っていくのがオススメ。処分ついでにちょっとしたお金になるし、値段がつかなくても引き取ってもらえます。この年末年始はメルカリで売る人も買う人も増えそうなので、メルカリを始めてみるのもいいかもしれません。
――持ち物の見直しが、キレイな家への第一歩のよう。この年末年始は不用品の処分・持ち物の見える化に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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ののこ】
兼業主婦&インスタグラマー。シングルマザーを経て現在の夫と再婚。夫の借金が発覚したのをきっかけに家計管理をスタートし、ファイナンシャルプランナー3級を取得。料理をはじめ掃除や整理・整頓など暮らしの中で工夫しながら節約する様子をつづったInstagramが人気を集める。
<取材・文/阿形美子>
阿形美子
1994年生。大学卒業後、フリーの編集・ライターとして活動中。底抜けの飲んべえゆえ酒ネタが多いが、インタビューやモノ記事、カルチャーネタなどもカバーする。Twitter:
@agata_yoshiko