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玉の輿を狙う年収200万円台のアラサー女性。最終的に気づいた“一番の近道”

デートのために有給をとってくれたのに……

 汚部屋を脱出して、やっと婚活スタートです。休日がシフト制の愛菜さんは、貴重な日曜日休みを利用して婚活パーティーに参加しました。そこで、メガバンク勤務24歳男性とマッチングします。 「銀行員なんてすごいね!一人暮らししてるんだ!すごいね」愛菜さんは心から思ったことをそのまま伝えました。
デート

デートの約束をしたものの…

 その日は連絡先を交換して後日会う約束をしましたが、日程がなかなか合わない。そこで、愛菜さんのために相手が有給を取ってくれることになりました。  いよいよデート前日、仕事で疲れていた愛菜さんは、なんと日程変更を申し出たのです。「だったら有給取らせるなよ」という捨て台詞とともにLINEはブロックされ、二度と返信は来ませんでした。

婚活は同じレベルの人としか上手くいかない

 そこでまた愛菜さんは相談に来ました。LINEでのやり取りを見せてもらうと、愛菜さんは謝罪の言葉もなく日程変更を申し出ているのです。 「有休をとってくれたのに、自分の都合で前日に日程変更って失礼だし、謝罪がないのも非常識だよ。その方と仮にデートしても、結婚まで行く確率は低いと思います。婚活で上手くいく相手って、自分と同じレベルの人なんですよ」 「謝罪しようとしたらブロックされたんです!同じレベルなら、私は実家暮らしで高卒の契約社員としか結婚できないんですか!」 「そういう訳じゃないです。ただ、条件のいい男性が、同僚や同級生より愛菜さんを選ぶメリットってありますか? 愛菜さん自身が選ばれるように成長すればいいんですよ」 「メリットって……かわいいとは言われますよ。私だって頑張ってます!」  見た目の話ではありません。彼はしっかり仕事をして一人暮らしで、自立した男性でした。一方、愛菜さんは自己管理もままならない女性なのです。 「かわいいだけで結婚相手を決めませんよ。家族になるんだから。まずは同じ失敗を繰り返さないように、せめて自己管理できるようにならなきゃ」 「でも、職場が遠くて通勤だけで疲れるんです。手取りは10万円台なので一人暮らしできるほどお金もないし」 「だったら、まずはシェアハウスで安く一人暮らし始めることもできます。職場近くでそういうのないか探してみたら?方法はいくらでもありますよ」
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実家を出た方がお金が貯まるワケ
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