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生田斗真のドラマ『書けないッ!?』ムチャぶりされる脚本家役がリアルすぎる

 テレビ朝日系列で放映されている『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(毎週土曜夜11時30分~)が、ドラマ制作者たちの間で話題です。  生田斗真さんが演じる主人公・吉丸圭佑は、コンクールで入賞し脚本家になったものの、仕事は年に1本あるかないか……。売れっ子小説家の妻のスネをかじりながら活動していたところに、突然ゴールデンタイムの連続ドラマの脚本執筆という大仕事が舞い込んでくるところからストーリーは始まります。
『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』

(画像:テレビ朝日『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』公式HPより)

 北村有起哉さん演じるテキトーなプロデューサーや、岡田将生さん演じるワガママな主演俳優に翻弄(ほんろう)されながら、圭佑はラストまで描ききれるのか? そしてそれを見守る家族とのふれあいが見もののドタバタコメディです。

リアルな現場エピソードの数々を見せつける

「書けないッ!?」の脚本を担当するのは、NHK朝の連続テレビ小説『まんぷく』や、木村拓哉主演『HERO』で有名な売れっ子・福田靖さん。福田さんが実際に行う「口述筆記」という執筆の手法(登場人物の台詞や動きを“口頭”で表現し、それをアシスタントなどにタイプしてもらう)もドラマ内に取り込まれています。その手法を使う脚本家は珍しいながらも、何かと地味になりがちな脚本執筆の状況が視聴者にもわかりやすく伝わる効果になっています。
 なかでも見ものなのは、第一線で活躍する福田さんの作品だけに、リアリティ溢れる現場のエピソード。テキトーだけど権限のあるプロデューサーの存在や、内容うんぬんよりスケジュール優先で動くドラマ制作の裏側を、これでもかと脚本家の視点で見せつけています。  Twitterでは「リアリティあるネタが多すぎて、身につまされる……」「あるある、とうなずくことばかり」と、この作品に対してプロの脚本家のつぶやきも散見された本作。そこでドラマに共感してやまないという、ある脚本家に話を聞いてみました。

「全く仕事がない……」売れない脚本家の現状

「一番うなずいたのは、吉瀬美智子さん演じる奥さんが売れっ子の小説家という点ですね。駆け出しの男性脚本家は、奥さんがしっかりとした仕事をもっていて、ヒモ状態の人が多いんですよ」と語るのは、主役の吉丸圭佑と同様に“売れない脚本家”であるAさん。彼は独身ですが、現在派遣社員をしながら年に何回か来る脚本家としてのオファーを細々とこなす兼業脚本家です。
「僕も彼と同様に脚本家としてのキャリアは5年ほどです。とある脚本賞の最終選考に残ったことで声をかけていただきデビューしましたが、その後仕事が続くわけでなく、たまに局や制作会社の方からのお誘いでコンペに挑戦したり、企画書作成の手伝いをさせていただくくらいです。脚本家としては過去、連ドラの中の数話を書かせてもらったり、ネット配信のミニドラマを担当しました。世に出た作品は5本にも満たない程度です」  Aさんは自虐的に苦笑します。だからこそ、主役の吉丸圭佑に感情移入をしてしまうのだそうです。なかでも「あるある」と頷いたのは1話、当初決まっていた脚本家の入院で圭佑に突然連ドラの仕事が回ってくるも、その内容が全く決まっていないというエピソード。
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たった数日で脚本を書き上げるのも“あるある”
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