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糖尿病の父親と同じ食生活でダイエット。痩せたけど体調がヤバいことに

2か月半で4キロの減量に成功

 ダイエットは春から始め、2か月半後には約4キロの減量に成功。しかし、痩せる前よりも体調は明らかによくなかったといいます。 「もともと貧血を起こしやすかったんですが、このころは以前よりも増して立ちくらみやめまいを起こすことが多くなっていました。それに髪もちょっとパサついていたり、肌荒れなんかも目立つようになっていました」  また、十分な睡眠を取っていたにもかかわらず、大学の講義中などに強い眠気に襲われることもたびたびあったといいます。 糖尿病治療の父と同じ食生活

看護学生の友人の一言でダイエットを中断

「その時期、看護大に通っていた中学時代の友達に久しぶりに会ったんです。それでそのことを話したら『ひょっとして低血糖なんじゃない?』って言われたんです。  断言したわけではなく、あくまでその可能性があるということでしたが、運転中に眠気に襲われて交通事故を起こすこともあるって聞いたら怖くなっちゃって。ちょうど運転免許を取りに教習所に申し込もうと思っていたし、4キロも瘦せられたなら十分かなと思ってダイエットをやめたんです」  その後、病院で診てもらったわけではないので本当に低血糖だったかはわからないそうですが、食生活を元に戻すと立ちくらみも、めったにしなくなり髪や肌の状態も自然と良くなったといいます。 「残念ながら3か月後にはリバウンドしてすっかり元通りでした。それでもサークルの合宿で海で行ったときはまだ痩せていたし、当初の目的は達成できたのでそれでよしとしました。  まあ、好きだった先輩にはほかの大学に通っている彼女がいることが発覚し、何もアクションを起こさないまま失恋しちゃいましたけどね(苦笑)」  ダイエット中、彼女のように低血糖や貧血と思われるような症状を起こす女性は少なくありません。痩せたいという気持ちは痛いほどわかりますが、くれぐれも無理だけはしないでほしいものです。 ―シリーズ「トンデモダイエット・トンデモ健康法」― <文/トシタカマサ イラスト/真船佳奈> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ
トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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