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「コロナ不倫は尾行が楽なんです」探偵が見たコロナ下の浮気事情

探偵が見た!コロナ不倫のニューノーマル

コロナ不倫「不倫の相談件数はコロナ禍でも減っておらず、年初に発せられた2度目の緊急事態宣言もほとんど効果は見られません。それでも、秋頃に比べればまだマシですが……」  と言うのは、これまであまたの浮気調査に携わってきたリッツ横浜探偵社の山村佳子氏だ。 「去年の6月頃までは、コロナ禍での不倫の特徴は長時間の巣ごもり密会でした。主な要因はリモートワークやシティホテルの格安プランの普及。  それが、自粛傾向の緩んだ7~11月は、キャンプ場やGo To トラベルを利用した近場の観光地でのデートが増加しました。そして今は飲食店の営業時間短縮で、再び巣ごもりに戻りつつありますが、デート内容は変わっても不倫の数自体は減っていないんです」  ほかにもコロナ下特有の不倫傾向が見えつつあるという。 「コロナ不況で収入が激減したり職を失った女性が増えているせいで、女性側が金銭目的であるケースが目立っています。主な出会いの場となっているのはパパ活アプリのほか、SNSやオンラインゲームのチャット。  困窮する女性が増えているのを見越した男性が、こうしたオンラインツールを使って“狩り場”としている状況です」

「コロナ禍では尾行がとても楽になっている」

 山村氏への相談にも、コロナ下らしい事例があったとか。 「依頼主はリモートワーク化で残業代を減らされた夫。家計を助けるため、妻がウーバーイーツの配達員を始めたのですが、ある日を境に様子が変化。調査したところ、『ウーバーイーツで稼いでくる』と言いつつパパの元へ自分をデリバリーしていた、という笑えない事例でした」  山村氏から言わせれば、今の不倫市場は「ボーナスステージ」だという。 「コロナ下というのは不倫が非常にしやすい環境だと言えます。配偶者には“出社”、会社には“リモートワーク”と言えば真っ昼間から密会が可能ですし、ホテルも格安で飲食店も人が少ない。刺激や金銭を求める“不倫したい男女”にはまさに願ったり叶ったりの状況と言えるんです」  もちろん、“不倫したい男女”にとっていいことばかりではないという。 「コロナ下では外出時のスケジュールや行動パターンが単純化しやすい。つまり、尾行がとても容易になっている。ある意味、我々のような探偵にとってもボーナスステージと言えるかもしれません」
山村佳子氏

山村佳子氏

【山村佳子氏】 リッツ横浜探偵社代表。依頼者に寄り添うカウンセリングと、浮気調査での一歩踏み込んだ証拠撮影で、夫婦・恋愛トラブルの解決実績3000件超 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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