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パンダにハムスター、動物グッズが可愛すぎるフェリシモに企画秘話を聞いてみた

「『YOU+MORE!』はメンバーの想いというか執念が強い」

 フェリシモには『YOU+MORE!』とは別に、『フェリシモ猫部』や『小鳥部』などのコミュニティもありますが、こちらはどのようにして設立されるものなのですか?
「『〇〇部』は社内の部活動なんです。2010年に個人の趣味嗜好に合わせた部活動を勤務時間内に行っていいという制度ができて、社内の猫好きや小鳥好きが集まってできたものです」  社員の皆さんが自発的に立ち上げたものだったのですね。最初に言っていた「自由な発想を受け入れる環境」とは、まさにこのこと。 「個性的な社員が多いので、好きという気持ちを隠さないせいか、みんな自然と手をあげて集まっていくんですよ。利点としては、社員それぞれに企画立案やデザインなどの得意分野があるため、次の商品展開がしやすいという面があるかもしれませんね。自分の『好き』をベースにした商品開発なので、モチベーションも含めて良い循環ができていると思います」  もしフェリシモにユーザー側から「こんな商品が欲しい」という要望があった場合、検討することはあるのでしょうか? 「これはブランドによるところがありますね。特に『YOU+MORE!』はメンバーの想いというか執念が強いので(笑)。  逆に『〇〇部』はユーザーの声をヒントにしていることが多々あります。ツイッターでデザイン案を見てもらったり、動物のポーズの写真の収集などにもご協力いただいてます」

動物園・水族館の飼育員監修でリアルな動物グッズ作り

 最後に、今後『YOU+MORE!』で発信していきたい商品や新しい試みなどあれば教えてください。 「今、動物園・水族館の飼育員監修での商品作りに力を入れています。当初はリアルな動物グッズを作ることに否定的な方もいらっしゃったのですが、忠実に可愛いものを作るという姿勢が受け入れられたのか、多くの方に知識の部分でもお力添えをいただいています。  これからも、生き物の可愛い瞬間や魅力的なポイントを生かし、楽しいグッズをたくさん開発していきたいと思います!」 <文/もちづき千代子> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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