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長瀬智也、木村拓哉。ドラマでみせた「ファン憧れの抱っこ」シーン

ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ  ドラマでも“抱っこシーン”は大人気。ヒロインを軽々と抱き上げるイケメンの姿は、そのロマンティックな構図とあいまって、より私たちの憧れを誘います。 長瀬智也、木村拓哉。ドラマでみせた「ファン憧れの抱っこ」シーン そんな“憧れ抱っこ”のラインアップに、長瀬智也さんが新たなバリエーションを加えてくれました。それは、“山賊抱っこ”。

ワイルドさにときめく「山賊抱っこ」

 好評のうち最終回を迎えた『俺の家の話』(TBS系)で、長瀬さんは能の家元の長男にしてプロレスラーの観山寿一を演じました。寿一は父親の介護ヘルパー・さくら(戸田恵梨香さん)を助けるため、倒れた彼女を咄嗟に肩にかつぎ上げたことがあり、この“山賊抱っこ”が彼女のときめきを呼び覚まします。  山賊抱きとは、その名のとおり“山賊が仕留めた獲物を肩にかつぐさま”を想起させるもので、本来スイーツみに欠ける抱き方です。  しかしながら、フワリと身体が持ち上がる感覚や、下心も媚びもない頼もしい力強さ、それを裏打ちする限りない優しさを感じて、さくらは恋に落ちたのだと思います。  この“山賊抱き”の妙味はそのまま長瀬智也さんの人柄にも通じるのではないでしょうか。改めて、ワイルドさと温かさをあわせもつ彼の魅力に震えます。  ……山賊抱っこ、されてみてぇ……!

切ない告白とセットの「あすなろ抱き」

 そして、もうひとつ。“ジャニーズによる憧れ抱っこ”で忘れてはならないのが、レジェンド抱っこともいうべき、木村拓哉さんによる“あすなろ抱き”です。 “あすなろ抱き”とは、今から28年前、1993年に放送されたドラマ『あすなろ白書』(フジテレビ系)に由来し、木村拓哉さん演じる大学生“取手くん”が思いを寄せるヒロイン・なるみ(石田ひかりさん)を背後から抱きしめ、「オレじゃダメか?」と告げるシーンから名付けられました。  なるみには他に好きな人がいたけれど、彼女を思い続ける“取手くん”の一途さを体現したのが、この健気な抱擁だったのです。なので、後ろから抱きさえすりゃなんでもかんでも“あすなろ抱き”というもんでもなく、本来は“切ない告白とワンセットで呼ばれるべきもの”なのだと思います。  ちなみに取手くんはメガネ男子なので、木村さんも黒縁のメガネを着用。このメガネの奥からのぞく瞳がまた愛らしく、木村さん×メガネ×あすなろ抱き(告白含む)で、全国の女性が足腰立たんほどメロメロにされた史実は、ぜひとも記しておきたいところです。  ……あすなろ抱き、されてみてぇ……!  いつもドキドキさせてくれる、ジャニーズの抱っこ。  今度はどんな“抱っこ”でうっとりさせてくれるでしょうか? とても、楽しみですね。 <文/みきーる イラスト/二平瑞樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!
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