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小室圭さんの言い分の矛盾、隠しどり録音は証拠になるか――弁護士に聞く

お金を返したいと申し出るやりとりをわざわざ録音

――録音テープは、佳代さんが元婚約者に「借りていたお金を精算したい」と申し出る際に録音した、と文書にありました。 話し合い長谷川なぜ、お金を返したいと申し出るやりとりをわざわざ録音したのか。佳代さんにとって不利益な話をする場面で、あえて録音をする必要はあったのか。そして、それがなぜ一部分だけなのか。最初から、都合のいい会話のくだりだけを録音するのが目的だったんじゃないのか。たとえば『家族になるにもかかわらず最初から取り立てる気が満々だったんですね』などという誘導が直前にあってそれを打ち消す婚約者の返答だけを部分的に証拠としているのではないか、などと邪推(じゃすい)したくなっても仕方のない証拠だということです」  様々な論点から賛否が入り乱れている小室さんの文書。  次回は、小室さんが文章で主張している内容に焦点をあて、法的にどのように解決するのが得策だったのか、引き続き長谷川弁護士の意見を聞いていきます。 【弁護士 長谷川 裕雅(はせがわ・ひろまさ)】 永田町法律税務事務所代表。朝日新聞事件記者を経て、弁護士に。著書に『不倫の教科書 既婚男女の危機管理術』(イースト・プレス)、『磯野家の相続』(すばる舎)など。 <取材・文/瀧戸詠未>
瀧戸詠未
大手教育系会社、出版社勤務を経てフリーランスライターに。教育系・エンタメ系の記事を中心に取材記事を執筆。X:@YlujuzJvzsLUwkB
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