Lifestyle

結婚式で“コロナ対策に厳しい親族”が…あきれた行動。スタッフも「なんで!?」

「え? あんなに言ってたのに?」

「当日は、司会者さんも『親御様のご意向だし、ちゃんと伝えるね』と言って、食事中のマスク着用についても、きちんとゲストの皆さんにアナウンスしてくれました。ゲストの中にはあまりよくない反応をする方もいるんじゃないかと心配でしたが、嫌な雰囲気にもならず、みなさんとても協力的だったんです。それなのに……」  小岩井さんは、言いにくそうに言葉を続けます。「あれだけ言っていた親御さんがノーマスクで、ぺちゃくちゃしゃべりながら、ゲストに挨拶をして回ってたんです!」その様子を見て、小岩井さんは「えええええーー!!!」と仰天。 結婚式 マスク心の中で『なんでだよ!』と突っ込んでしまいました」と苦い顔をしながらも、「とはいえ、その親御さんのおかげで、感染症対策にいい意味での緊張感もありましたし、それぐらい気を付けてちょうどいいぐらいだな……と終わってからは思いました。テーブルレイアウトのことだけは、本当に悔しかったですけどね」と、最後には複雑な表情を浮かべながらも、その親御さんへの感謝を述べていました。

コロナ禍の中で結婚式に招待されたら

 まだまだ不安定な状況が続くコロナ禍の中でのウェディング。平常時でさえ人生の一大イベントとして緊張しながら準備を進める結婚式ですが、コロナ禍においては格段に緊張感が増します。感染対策をしながら結婚式を実施すると決めた新郎新婦を悩ませていることの一つが、ゲストの方々から「式やるの?」「中止にしないの?」という問い合わせが相次ぐこと。  これから結婚式に出席するかもしれない人たちに対して「新郎新婦から延期や中止などの連絡が入らない限り、結婚式は実施されると考えていただければと思います。お気持ちはわかるのですが、新郎新婦に確認することはできるだけ控えていただけたら……」と小岩井さん。コロナ禍でも結婚式は一生に一度。もちろん出席するかどうかは個人の判断に委ねられますが、出席すると決めたら、新郎新婦の門出を快く祝いたいものですね。 参考:結婚式場業「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」(日本ブライダル文化振興協会) ―結婚式のトンデモ話― <文/長谷川真美 イラスト/カツオ>
長谷川真美
株式会社OMエンタープライズ代表。ウェディングプランナー、式場専門コンサルタントを経て経営コンサルタントに。起業女子に向けたブログを運営。Instagram:@om_enterprise.0222、Twitter:@omenterprise
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ