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旅行中に火山噴火で空港が閉鎖に。親友の結婚式のために帰国した秘策とは

 現在はコロナ禍で航空各社がフライトを減便していますが、従来は飛行機の欠航といえば、そのほとんどが台風や大雪などによるもの。しかし、なかには火山の噴火という珍しい理由で搭乗便がキャンセルになったケースもあります。
繁忙期は“鬼の形相”になる空港スタッフ女性たち

写真はイメージです(以下同)

 なかでも2010年4月のアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトルの噴火は大規模なものとなり、大量の火山灰が大気中に拡散されてヨーロッパを中心に約30か国で空港が閉鎖。しかも、地域によっては一週間近く欠航が続き、多くの人が足止めを強いられました。

親友の結婚式に間に合わない

 現在、マーケティング会社に勤める磯田美菜さん(仮名・39歳)は、この年の2月末にそれまで勤めていた会社を退職。転職先は5月の連休明けからの勤務だったこともあり、3~4月に約1か月の予定でヨーロッパを旅行。そのときにこの火山の噴火に巻き込まれ、ロンドンからの帰国便が欠航になってしまったそうです。 「仕事が始まるのはもう少し先だったので特に予定がなければ再開するまで現地で待ちましたが、実は本来の帰国予定日の週末に友達の結婚式があったんです。学生時代からの親友だったから会場で直接お祝いがしたくて。  でも、現地のニュースでは『運航再開の見通しは立っていない』と報道されていたため、ほかの国から飛行機で帰国することを考えました。そこでアイスランドから距離も遠く、緯度も南なら火山灰の影響が少ないと思って調べてみると、イタリアやスペインからはまだ飛行機が飛んでいたので、そこからの帰国便を探すことにしたんです」  ちなみに彼女は大学時代に1年間アメリカに留学しており、ツアーではなく海外ひとり旅の経験も豊富。実際、渡航先で飛行機が欠航になったことはこれが初めてではなく、パニックにはならずに済んだといいます。

手配し直した便はローマ発

「困ったことになったとは思いましたが、経験則でどうすればいいのかはわかっていたし、それが役立ってくれました。まあ、ヨーロッパの大部分の空港が閉鎖されるとは想像してなかったですけど」  このとき美菜さんが手配し直したのは、ドバイとバンコクで2度の乗り継ぎが必要な航空券。しかも、最初のフライトはローマ発で、予約したのは出発の3日前。それまでにロンドンからイタリアまで移動する必要がありました。 「普段なら飛行機でアッという間ですが、当然それを使うことができません。仕方なく鉄道を乗り継いで行くことにしました」 飛行場で欠便
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