――ミニチュアフードの制作・レッスンを通して、野津さんが目指すものはありますか。

おひなさまに作った「手まり寿司」のミニチュア。

「手まり寿司」のミニチュアの制作風景。
野津「レッスンをとおして、『
大人になって夢中になれる趣味ができた』と、おっしゃる方が多く、レッスンを通して毎日が楽しくなったり、笑顔になる方がいることが私がミニチュアフードを作る意義になっています。サイズも小さいので作る場所も選びませんし、一人でもみんなでも楽しめます。自分の好きなものを自分の好きなように自由に作るという、ミニチュアフードの魅力を、たくさんの方に楽しんでもらえればと思います」
野津さんの作る作品は海外でも注目され、アメリカなどでも講座を開くなど人気を集めています。野津さんの作品を見るのはもちろん、自分で作ってみるのも楽しそうです。
【取材協力】
野津礼奈(のず・れいな)
株式会社COREIINA代表取締役。
日本ミニチュアフード協会代表。日本初の資格認定レッスンを開講するなどミニチュアフードのパイオニア的存在。日本・台湾・NYで認定教室を開催。オンラインで楽しむ、ミニチュアフードの世界「ミニチュアフードコレクション」をリリース中。
<取材・文/瀧戸詠未>