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小川彩佳アナ離婚か。妻を決断させる、不倫発覚後の“許せない行動”とは

亀山早苗の恋愛時評>  次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

小川彩佳アナ「離婚へ」との報道も

(画像:「ニュース23」TBS公式サイトより)

(画像:「ニュース23」TBS公式サイトより)

『NEW23』でキャスターを務める小川彩佳さん(36歳)がついに離婚を決意したと報じられている。「NEWSポストセブン」によれば、夫の不倫発覚から4ヶ月、東京大学医学部卒で医療ベンチャー企業の元代表である豊田剛一郎氏(37歳)とはすでに別居しており、双方代理人を立てて協議しているところだという。  小川さんは「事実誤認があります」というコメントをTBSを通じて出したものの、「日刊スポーツ」によれば、「事実誤認」という文言は、財産分与が10億円などと報じられた点を指しているとのこと。

婚前から二股交際していた夫・豊田氏

豊田剛一郎『ぼくらの未来をつくる仕事』かんき出版

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 2019年7月に結婚、翌年7月には子どもにも恵まれたふたりだが、豊田氏は2018年12月にある女性A子さんと知り合い、19年2月には男女の関係になっている。その時点で小川さんとはつきあっていたわけで、A子さんは5月には豊田氏の結婚相手が小川さんであることも知らされた。豊田氏の結婚後もふたりの関係は切れず、週に3回は彼がA子さん宅を訪れていたという。  小川さんが夫の不倫を知ったのは今年2月。出産から3ヶ月で番組に復帰してがんばっている間も、夫は婚前からの他の女性と関係を続けていたことを「週刊文春」2月11日号の報道をきっかけに知ったのだ。報道によれば、彼女は4月には同居していた自宅を出たという。

発覚後に「2人が口裏を合わせた」ことが追い打ちに?

 こうして見てみると、A子さん側はつきあっている男性の状況を把握しているのに、妻側は何も知らないままに事態が進行しているのがわかる。夫は妻のことも恋人のこともわかっている。つまり、妻だけがいつも蚊帳(かや)の外。不倫が秘めたる関係である以上、そうなるのはやむを得ないのかもしれない。  小川さんが夫の不倫を知り、A子さんに電話をかけたとき、彼女は「結婚後は肉体関係はない」と告げたという。だがこれは夫の入れ知恵だった。口裏を合わせるように豊田氏がA子さんに頼んだのだ。「週刊ポスト」2月8日発売号でA子さん自身がそう語っている。  この「口裏を合わせるよう、夫が彼女に頼んだ」という事実が、小川さんに強烈なインパクトを与えたのではないだろうか。「夫と彼女はそうやって通じ合っている、婚姻届を出して子どもまで産んだ自分のほうが蔑(ないがし)ろにされている」と思っても不思議はない。
(画像:小川彩佳オフィシャルブログより)

(画像:小川彩佳オフィシャルブログより)

 実際、夫に不倫をされた妻が「婚姻届を出して正式な立場なのは自分なのに、あんな紙1枚には何の効力もないと知った」と話してくれたことがある。妻からみれば「紙1枚」なのだ。もっとも、発覚後に別れを告げられたA子さんにしてみれば、「妻という立場はやはり強い」と思っただろうけれど。  いずれにしても、この一件が小川さんに与えた影響は小さくないだろう。不倫発覚というだけでなく、夫が「口裏を合わせてほしい」と頼み込み、それを受け止めてくれる女性の存在に、「ふたりして私をだました」と思っても不思議はない。妻として、ひとりの人間として軽んじられていると感じればプライドは木っ端(こっぱ)みじんになりそうだ。
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夫にだまされた妻のプライド
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