Beauty

30~40代の変身メイクは“デカ目”より“輝く瞳”。どう作る?プロに聞いた

茶色やボルドーは季節を問わず、大人のアイメイクに大活躍

 そして今回驚いたのが、アイラインとマスカラの色です。山口さんが取り出したのは、なんとボルドーです! ボルドーって、秋メイクの定番だと思ってました!
おおしまりえ

山口さんおすすめのボルドーのマスカラ。崩れても肌になじんでくれるそう

「アイライナーやマスカラに黒を使う方も多いと思いますが、私のおすすめはブラウンとボルドーです。黒のアイラインと違い、崩れたときもパンダ目にならず、ふんわりと優しく目元を強調してくれます。  40代以降はお肌と同様に白目もくすんでいく傾向にあります。このくすんだ白目に透明感を出したいときに、目元に赤みのある色を持ってくると効果的なんです。またアイラインやマスカラが下まぶたにつきやすい方には特におすすめで、ボルドーは崩れたときにも下まぶたに自然な赤味が足されるので、まるでアイシャドウのように肌になじんだ崩れ方をします。40代以降のメイクは“崩れてもキレイ”がポイントなので、ボルドーを季節問わず日常的に使うのはおすすめです」 【アイメイクのポイントまとめ】 ・目元の骨格にあわせてパールなどのツヤ系アイシャドウをのせる ・アイラインは茶色やボルドーに変えてみる ・ハッキリくっきり大きく見せるのではなく、白目がキレイに見えることを目指す

眉毛を描くときは大きな鏡で、両方をちょこちょこ描き足して

 続いて眉毛の解説をお願いすると、「とにかく大きな鏡で、別売りのアイブロー専用ブラシで描くこと」と、テクニック以前の話が飛び出します。 「眉毛は左右のバランスや、横顔を確認しながら描いてほしいので、なるべく大きな鏡や三面鏡を使って描いてください。また化粧品に付属の小さいチップはメイク直し用と思ってください。付属のブラシは柄が短く、手元が安定しません。ブラシも小さいので筆圧などのコントロールが難しいです。別売りの、柄が長くてブラシ幅の広いアイブローブラシがおすすめです」
おおしまりえ

眉毛のセオリーは「ペンシルで足りないところに毛を1本1本書き足し、その後パウダーでふわっと色味を乗せる」

 今回はキレイ系に見せたいという筆者のオーダーに合わせて、アッシュ系の色味をチョイスし、なだらかに並行眉に仕上げてくれた山口さん。形は好みによって様々ですが、描き方の手順は共通。ペンシルで足りないところに毛を1本1本書き足し、その後パウダーでふわっと色味を乗せるという手順がおすすめだそう。 「眉毛の描き方は左右どちらかを一気に描くのではなく、左右のバランスを確認しながら両方をちょこちょこ描き足して進めていきます。またペンシルだけで描ききるのではなく、毛を足すのはペンシル、眉毛の色を均一に整えるのはパウダーと役目を分けてください」 【アイブロウメイクのポイントまとめ】 ・大きな鏡で横顔も確認しながら描くこと ・付属のチップではなく別売りのアイブロー専用ブラシを使う ・アイブロウペンシルで毛を描き足し、その上からパウダーで色味を均一に整える
次のページ 
唇は目指す雰囲気に合わせて、色や塗り方をチョイス!
1
2
3
4
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ