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婚活に苦戦しまくる53歳女性。ヒドかった写真を撮り直したら思わぬ方向に

お見合いが増えたのに、会ったらみんな断られてしまう

 まずはできるところからと、自己紹介文の「カフェ巡り」を「食べ歩き」に変え、一人暮らししていて基本的な生活力があることや介護が必要な親もいない点などの客観的に見た長所を盛り込んで、プロフィールを作り直したのでした。適当すぎたプロフィール写真も、メイク付きで撮り直したそうです。  
笑顔のミドル女性 美魔女

※写真はイメージです

 そうして婚活を再スタートしたところ、申込が増えてお見合いが数件決まりました。ところが、会った男性からみんな断られてしまいます。

プロフィール写真は美魔女、会うと別人

 原因を探るため、新しく撮影したというお写真を見せてもらいました。きちんとお化粧して、髪もセットした美魔女風。私はその場で思わずツッコんでしまいました。 「この写真って、かなりレタッチしてませんか? 会ったら別人では、せっかく会えても次に続かないですよ」  実物の美代子さんは、髪がうねってボワ~っとしています。眉毛も実際には眉山がボサっとしている三角眉だけれど、写真では左右対称なきちっとした眉毛。だったら、実物と乖離(かいり)がなさすぎない程度のヘアセットにすれば良いのに。そんな私のアドバイスは、美代子さんにはなかなか響きません。 「そんなに違うかなぁ?」  写真は気に入っているし、自分とそんなに違いはないと言います。写真をこれでいくならせめてメイクや髪のセットは習って、写真に近い女性として男性の前に立つ努力はして欲しいと伝えました。 「やれたらやります」と、美代子さんは極めて自分に甘いのでした。今ものんびり婚活中です。ただ、メイクは習って写真に少し近づいたそうです。 ※個人が特定されないよう一部脚色してあります。 <文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
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