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ウレタンマスク使用の彼氏に不織布をすすめたらキレられた。見えた彼の本性とは?

マンネリだった夫婦がキスが習慣に

 M歌さん(33歳・主婦)の場合は… 「2年間同棲してから、結婚をして3年経ちます。夫のK(32歳・メーカー勤務)とはもう長い事一緒に居るので、かなりマンネリ化していたのですが…」  コロナ禍でマスク生活が始まり、変化があったのだとか。 「まだコロナが何なのか分からなくて不安だった2020年の3月頃、電車通勤しているKが感染しちゃうんじゃないかと心配で…毎朝家を出る前に、お守りだよってキスしてからマスクをつけてあげるようになり、それが今でも続いているんです」 コロナ禍で変化

スキンシップきっかけで仲良くなった

 それまでいってらっしゃいのキスもしていませんでしたし、スキンシップは減る一方でした。 「それなのに、朝バタバタして時間のない時でもKがマスクを手に持って私の事を待っていて『お守りないとコロナになっちゃうよ~』と言ってるのを見ると可愛く思えて」  マスクを口実に、毎日スキンシップをとるようになってからマンネリ化していたのが嘘のように、仲良くなった2人。 「スキンシップももちろん大事ですが、ちゃんと『Kが感染しないか心配なのよ』って言葉にしてあげるのが重要なんだと気づきました」  そして、現在妊娠5ヶ月のM歌さん。 「私の友達にもコロナ禍に妊娠した子が何人か居て。彼女達もコロナがきっかけで夫との絆を深めたのかもしれませんね」 【他の記事を読む】⇒シリーズ「コロナ禍の恋愛」一覧はこちら 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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