Vol.21-3 妻が弁護士らに洗脳された?“モラハラ妄想”で離婚を迫られた男性の告白
少年をハグする女性
紙片にだけ残る妻の“本心”
人に見せるあてのない、肌身離さず持ち歩く手帳に入っていたということは、つまり、そういうことだ。
イラストの女性は初美さんだろう。小さな男の子は――。
「これを見つけたときは、もう、ね……」
小林さんは言葉をつまらせた。
【ぼくたちの離婚 Vol.21 いつか南の島で #3】
<文/稲田豊史 イラスト/大橋裕之 取材協力/バツイチ会>稲田豊史
編集者/ライター。1974年生まれ。映画配給会社、出版社を経て2013年よりフリーランス。著書に『映画を早送りで観る人たち』(光文社新書)、『オトメゴコロスタディーズ』(サイゾー)『ぼくたちの離婚』(角川新書)、コミック『ぼくたちの離婚1~2』(漫画:雨群、集英社)(漫画:雨群、集英社)、『ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』(PLANETS)、『セーラームーン世代の社会論』(すばる舎リンケージ)がある。【WEB】inadatoyoshi.com 【Twitter】@Yutaka_Kasuga


