クレジットカードの還元率は各社が競争しているのですが、わかりにくい表現のものも少なくありません。
例えば、このカードは還元率が最高2・5%、入会して2か月だけ2%などと募集広告されていたりする。
すごく還元率がいいなあと思って調べてみたら、最高とか期間限定というところがミソでした。ここでは、最低の還元率はどのくらいか気にしなくてはいけません。
なぜなら、最低の還元率こそがそのカードの通常還元率だからです。大抵は0・5%ですが、最近は0・3%などという、とんでもなく低いカードもあります。

ここでカードの落とし穴を一つ。
特定のネットサイトで購入すると還元率がいいというカードがあります。ネットのA市場で買い物するなら2%引きといった具合です。
そういうカードで購入するクセがついていくと、ネットで買い物をする時に、他のB市場サイトの価格を気にしなくなってしまうことが多いので注意です。還元率は良くても、販売価格が高い。送料が高い。そうやって総合的に計算すると、かえって損してるという時もあるからです。注意してくださいね。
また、発行枚数がとても多いカードですなどと宣伝され募集していることもあります。みんなが選んでいるのだから、それがきっといいんだろうと入る。僕も入りました。
それは、入会特典が良すぎたからです。入会したら3000ポイント、カードが届いてから3か月以内に2万円以上買い物したら2000ポイント、今月末までに申し込んだら2000ポイントといった具合です。僕は入った当初はなんと1万2000円分も得をするというので申し込んでみました。得させてもらってからもう一度調べてみたら、通常の還元率もサービスも良くなかった。というわけで、いまカードは机にしまってます。