ベストの流行が20年ぶりに復活。タンスの片隅から取り出してみては
20年、手放そうと思ったことはない
今でもはっきりと、あのリバティのフロアで、どのベストを買おうか、あれやこれや試着してみたことや、買った後、違うフロアの本屋が併設しているカフェで紅茶とチョコレートケーキを注文したこと、そして生地売り場でうっとりするような豪華な生地を見て回ったことなど、鮮やかに思い出せます。
小さな宝石のように輝く、お買い物の思い出
20年の時を経て復活したベスト。
旅行もままならないこの時期には、いつかまた、通販では買えないものを買うためにどこか外国へ旅したいな、などと考えながら、90年代とは違う着方と気分で楽しみたいと思っています。
<文/小林直子>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】小林直子
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。


