Human

障害や傷跡のある子供に“そっくりの人形”を作る女性。「感動で泣いた子もいました」

誰もが居場所のある社会になってほしい

Luca, 4

Lucaくん(4歳)

――人形を受け取った人からはどのような意見が寄せられていますか? エイミーさん:たくさんあるので全部は紹介しきれないのですが……。すべての人形に違う物語があり、すべての子どもたちがユニークで特別な存在です。人形を見て、感動して泣いていた子どももいました。自分と同じ見た目をした人形や人間を見ることは少ないかもしれませんが、人形は子どもたちに自分の美しさを伝えてくれる大事な存在です。  また、A Doll Like Meはさまざまな人によってサポートされています。A Doll Like Meの人形はそういった優しさの象徴でもあります。私は人形を通して、ユニークな見た目をもつ子どもたちが世の中に当たり前にいて、美しい存在であることを知るきっかけになれば嬉しいです。そして人に対する見方が変わり、誰もが居場所のある社会になることを願っています。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます <取材・文/Honoka Yan>
山﨑穂花
レズビアン当事者の視点からライターとしてジェンダーやLGBTQ+に関する発信をする傍ら、レズビアンGOGOダンサーとして活動。自身の連載には、レズビアン関連書籍を紹介するnewTOKYOの「私とアナタのための、エンパワ本」、過去の連載にはタイムアウト東京「SEX:私の場合」、manmam「二丁目の性態図鑑」、IRIS「トランスジェンダーとして生きてきた軌跡」がある。また、レズビアンをはじめとしたセクマイ女性に向けた共感型SNS「PIAMY」の広報に携わり、レズビアンコミュニティーに向けた活動を行っている。
Instagram :@honoka_yamasaki
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