婚活写真が“幼いおばさん”だった37歳女性。婚活ノウハウを信じたのに
こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。
アラフォー世代の婚活女性でたまにお見かけするのが、プロフィールの写真が「幼いおばさん」になってしまっている女性。マッチングアプリや結婚相談所でうまくいかず、私のところを訪れてきたのが、彼氏はできるけれど結婚できないまま37歳になった女性、麻衣さん(関西在住・外資系マーケティング企業勤務)です。
手軽で便利な出会い方としてすっかり普及した、マッチングアプリ。結婚を考えていた彼氏と別れることになった2014年ごろ、当時30歳だった麻衣さんはペアーズに登録したそうです。
その後いろんな男性とマッチングして、付き合うことになった方もいました。それでも結婚にはつながらない。次の彼氏とは結婚と思いながらアプリを使い続けて、35歳になるころからは癖の強い男性に遭遇したり、マッチングしてもメッセージが続かなくなったりしてきたと感じ始めたそう。
ペアーズがちょうどどんどんユーザーを増やしていた時期だったこともあり「変な人が増えたのかな」ぐらいに思ってペアーズで婚活を続けていた麻衣さん。
「その頃は『結婚相談所はもっとモテない人が利用するもの』ってイメージを持っていて、マッチングアプリで婚活を続けていれば結婚できると思っていました」
そして37歳を迎えたころ、結婚相談所で結婚した友達が副業で結婚相談所を開業し、婚活しているなら入会しないかと誘われたのです。麻衣さんは誘ってもらったので、結婚相談所に登録して婚活してみることにしたのでした。
相談所は大学の卒業証明書、独身証明書といった書類の提出が義務づけられるので、すぐに登録できるわけではありません。せっかく結婚相談所に登録するのだからと、事前に麻衣さんは情報を調べていました。
ある結婚相談所のブログで、結婚相談所の「入会バブル」について紹介されていたそうです。結婚相談所は初めに登録したときに申し込みが殺到し、これを入会バブルと呼びます。さっさと婚活を卒業する方々は入会バブル時に申し込みされた人とゴールインするし、「新規登録」というだけで人気があるのでこの時期は無駄にしてはもったいない、といった内容でした。
麻衣さんもその「入会バブル」を期待していたのですが……。
その後、服も写真もプロフィールも変えて、劇的な展開を迎えます。