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夫のがん発覚後、治療法に迷う日々…“がんが治る水”に宗教の勧誘まで

治療の選択でその後の生き様も左右する

 つい先日、ある年上の方ががんで急逝し、また大切な人がこの世からいなくなってしまったのですが、その方はがん発覚後、治療をしないという選択をしました。 治療の選択でその後の生き様も左右する  私は少しでも長く生きられるなら治療も選択肢に入れてほしい、と考えてしまったのですが、「もう少し若かったら障がいを負ってでも完治を目指したいけれど、年を取った今はQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を重視したい」と言われ、もうこの選択に納得されているのだな、と理解しました。その言い方は清々しく、素直に「応援しよう」と思えました。  もちろん、選ぶにあたりいっぱい悩み考え、涙もたくさん流すはずです。やはり、納得に至るまでの時間には、苦しみを伴うもの。ですがこの期間は、人生と真剣に対峙する大切な時間。この時間とどれだけ真摯に向き合えるかが、その後の自分の生き様を左右すると思うのです。

正解がない=不正解もない

 夫の最期のときは、がんの末期症状でちゃんとした気持ちを言葉で聞けませんでしたが、いつでも彼の選択に迷いを感じたことはありませんでした。きっと自分で納得して選んでいたから、生きることにも自信を持てたのだろうと思います。もし重要な選択に迫られたとしても、しっかり悩んで納得して選択すれば、自信を持てる生き方ができるはず。正解がないということは、不正解もないのですから。 ―シリーズ「私と夫の1063日」― <文/関由佳>
関由佳
筆跡アナリストで心理カウンセラー、カラーセラピストの資格も持つ。芸能人の筆跡分析のコラムを執筆し、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)などのテレビ出演も。夫との死別経験から、現在グリーフ専門士の資格を習得中。Twitterブログ
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