ドラマを降板した人気女優がセクハラ告発。製作陣からは “逆告発”も
2019年10月から放送開始された米テレビシリーズ『バットウーマン』で主人公を演じたルビー・ローズ(35)。すでにシーズン2の制作が決まっていたが急遽降板し、様々な噂や憶測が飛び交っていた。そうしたなか、ルビーがついに口を開き、SNSで当時の状況を説明したうえで、制作陣を名指しで非難した。
米地上波放送局The CWが制作するDCコミックスのスーパーヒーローシリーズ『バットウーマン』の第1シーズンで主演したルビー。LGBTQのヒーロー、ケイト・ケイン(バットウーマン)を演じて注目を集めたが、昨年5月に突如降板した。
当初は「撮影中のケガや新型コロナウィルスの影響による降板」と説明していたが、このたびSNSで本当の降板理由を明かした。
現地時間の今月20日、インスタグラムのストーリーズに長文を投稿したルビー。「もうたくさんよ。撮影現場で何が起こっていたか、世界中に知らしめてやるわ」と前置きしたうえで、撮影現場でいじめや脅迫、セクハラ行為などがあったことを告白した。
最初にワーナー・ブラザース・テレビジョン・グループの元会長ピーター・ロス氏の名前を挙げたルビーは、こう綴っている。
「ピーター・ロス。あなたが最高の地位に昇進した後で退任したのは、若い女性たちに指示して、自分の股間周りにスチームをあてさせる行為が止められなくなったからかしら」
「もしくは、私を見張るために雇った私立探偵が、あなたの意に沿わない報告をしたからかしら」
ルビーはまず最初に、米放送業界の重鎮であるロス氏が、セクハラ行為を女性たちに働いていたと告発。ロス氏は、ズボンをはいたままの状態で、アイロンのスチームを自身の股間にあてるよう女性たちに指示していたという。
さらに、同氏がルビーに私立探偵を付けたものの、自身に都合の悪い報告を受けたことで、解雇していたことも明かした。