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鍋料理への彼からダメ出しがきっかけで破局。“彼女はお母さん代わり”なの?

母直伝の洋風鍋が彼から好評

中嶋美和子さん(仮名・28歳・契約社員)は、Yさん(33歳・会社員)とお付き合いを始めて2年半になります。   「きっかけは、他部署のYの事を私がずっといいなと思っていて…同僚のK実さんに相談していたんですよ。そしたらK実さんが、私とYをくっつけるための食事会を開いてくれて。まんまとくっついてしまいました(笑)」 そして彼は、美和子さんの手料理をとても褒めてくれました。 「私の母が和食があまり得意ではなかったので、食卓に並ぶのは洋食ばかりでした。なので私の頭の中にも母直伝のレシピが入っていて、やっぱり洋食が得意なんですよね」 ブラジル料理 ムケッカ・バイアーナ Moqueca Baiana シーフードシチュー特に鍋料理が彼から好評だったそう。 「鍋といってもスープに近いというか、具沢山のトマト鍋やクリームコーン鍋で、〆はパスタを投入してチーズをたくさんかけて食べるんですが、毎回Yは喜んでくれるんです」 そんなある日、風邪を引いて美和子さんが寝込んでいるとYさんがスーパーの袋を片手にお見舞いに来てくれました。

鍋きっかけでプロポーズ?!

  「するとYが『美和子ちゃんみたいにちゃんとした料理は作れないけど、ちょっと待っててね』と、白菜と豚バラと豆腐の鍋を作ってくれたんです」   昆布で出汁(だし)をとり、ポン酢と柚子胡椒で食べるそのシンプルな鍋に美和子さんは衝撃を受けたそう。 「それが優しく奥深い味でとても美味しくて…私は今まで具は何種類も入れて、味もこってりで、さらにチーズもトッピングして、足し算の鍋ばかり作ってきたけど、Yはこんな大人な引き算の鍋を作るんだと驚いたんですよ」 主夫、料理する男性美和子さんは彼の引き算鍋を絶賛し、また作ってねと何度も何度もリクエストしました。 「そしたらそれがよっぽど嬉しかったらしく『これからもっと美和子ちゃんにリクエストされる男になるから、結婚しよう』とプロポーズされたんですよね」 美和子さんは嬉しくて、さらにあらゆる方向から彼の事を褒めてあげたいと思ったそう。 「この引き算鍋は簡単なんですが、私が作るよりYが作った方が不思議と美味しくなるんですよ。もしかしたらただ、Yが作ってくれるから美味しく感じているだけなのかもしれませんね(笑)」 <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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