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GoToトラベル再開まであと少し。今すぐ予約してトクするコツ

旅行したいところの自治体での支援策をチェック

日本 北海道 札幌大通り公園

札幌 大通り公園

 1月中旬でなく、この年末までに旅行したい、得したいという人も多いでしょう。  実は、国の支援を待っていられないと多くの地方自治体で独自の旅行支援策を行なっています。主なものは県内在住者向けですが、例えば、近畿地方在住などの地域限定のものや、中には全国対象のものもあります。  また、車で移動する人向けだったり、交通費補助だったりとさまざまありますので、まずは旅行したいと思うところの自治体で実施していないかチェックしてみるといいでしょう。  例えば、北海道の札幌などは、5000円の宿泊券を2000円で販売し、さらに2000円分のクーポンがもらえるものを、地域を限定せずさらに利用期間も3月末までとして発売しています。

ホテル代がリーズナブルな今は旅行のチャンス

 最後に申し上げたいことは、土曜日以外はどこもかしこも、宿泊料金の暴落が多くあるということです。  東京でも緊急事態宣言が解除され、わりと自由に旅行に行けるようになったので、著者も京都に2年ぶりに出かけてきました。  2019年秋に、修学旅行以来40数年ぶりにコロナ前の京都に出かけた時には、外国人旅行者がとても多く、大騒ぎする観光客も多かったけれども、コロナになってから、観光目的で来日する外国人観光客はほぼ皆無なので、ガラリと雰囲気が変わっていました。  そこで、マスク着用は続けなくてはいけませんが、この2年で、日光、奈良、鎌倉、そして今回の京都と、静かでゆっくり日本の古都を楽しみました。  特に今年の京都のホテル代は、通常は1万4000円ほどしていたホテルが土曜以外は4000円、土曜も6000円と、早めに予約したこともありますが、信じられないほどの安さでした。
嵐山の天龍寺(筆者撮影)

嵐山の天龍寺(筆者撮影)

 国外からのビジネス利用客も、テレワークで国内での出張も限定され、東京や大阪などのホテル代も軒並み安くなっています。土曜日と年末年始の一時期を除けば、GoToトラベル2.0前でも、驚くほどリーズナブルに楽しめます。  観光客自体が少なく、うんざりするようなマナー違反の旅行者に出くわすこともなく楽しめるチャンスなのです。  感染状況を見極め、マスク手洗い、密を避けるなどの工夫をしながら、2021年の旅行を楽しんでほしいと思います。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「女性が一生、お金に困らないためのレッスン」の一覧はこちらへどうぞ <文/佐藤治彦>
佐藤治彦
経済評論家、ジャーナリスト。1961年、東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業、東京大学社会情報研究所教育部修了。JPモルガン、チェースマンハッタン銀行ではデリバティブを担当。その後、企業コンサルタント、放送作家などを経て現職。著書に『年収300万~700万円 普通の人がケチらず貯まるお金の話』、『年収300万~700万円 普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』、『しあわせとお金の距離について』『急に仕事を失っても、1年間は困らない貯蓄術』など多数 twitter:@SatoHaruhiko
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