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GoToトラベル再開まであと少し。今すぐ予約してトクするコツ

各県などによる独自の援助に注目

地獄の初海外旅行、「私に全部任せて!」友人の言葉を信じて散々な目に

写真はイメージです(以下同)

 開始時期はコロナの感染状況やワクチン接種、経口治療薬の状況などを見据えてからの発表となっていますが、2月開始が有力視されてきました。旅行業界側からは年末年始の旅行需要が落ち着く1月12日ごろからを希望するとの声も強く聞かれます。また、一度決まったとしても、感染状況などで変更になることも十分考えられます。  そして、注目なのが、そこまで待ってられないと、国主導の全国的GoToトラベル2.0の前に、すでに各県などが独自に行なっているGoToトラベル的な援助スキームです。全国で数百はあると言われ、それも県民対象のもの、一部地域対象向けのもの、全国対象のものと、さまざまです。  緊急事態宣言が解除され、10月中旬以降は感染状況も落ち着いていることもあり、すでに近場の観光の旅行需要は回復基調にあります。  例えば首都圏などでは、日光、鎌倉、秩父。近畿なら京都など、日帰りで楽しめる観光地はコロナ前を思わせるような賑わいとなっています。ただし、平日の回復はまだまだというのが実情。  そこで、2022年のGoToトラベル2.0は平日利用を促進し、3つ目の中小の宿泊施設にもっとお客さんが来るような仕組みになる予定です。

昨年のGoToトラベルの仕組みとは?

旅 駅ホーム レジャー 帰省 お土産 昨年のGoToトラベルの仕組みは、日帰りなら1万円、宿泊なら1人1泊2万円の援助額を上限に、実質半額(旅行代金35%分と15%分の商品券)にするというものでした。  例えば、夫婦やカップルなど2人で宿泊することを考えると、2人で1泊4万円までの援助があるので、1泊8万円までの部屋なら、半額になったことになります。8万円の部屋に泊まると、部屋代が2万8000円の割引で5万2000円となり、さらに食事やお土産屋さん、多くのスーパーやコンビニなどでも使えた地域共通クーポン券という旅行期間中のみ使える商品券が1万2000円分もらえました。こうして合計4万円、お得になったというわけです。  この地域共通クーポン券は汎用性(はんようせい)が非常に高く、筆者が東京で日帰り旅行に参加した時は、お土産などを買う必要もないので、地域共通クーポン券で帰りに家の近くのスーパーで食料品を買いました。  地方に行った時には、観光地にあるドン・キホーテで激安商品を買い物し、マツモトキヨシでいつも使ってるサプリメントを買ったこともあります。北海道旅行の時は、マツキヨもドンキもなかったので、コンビニで仲のいい放送作家愛用のタバコを1カートン買って渡したらすごく喜んでくれました。別にお土産ばかりに使う必要もないのです。  一方でビジネスホテルや旅館など、例えば1人1万円の宿泊施設では、宿泊代とクーポンを合わせても5000円得するだけでした。  ということで昨年は、多くの利用者が考えたのが、この際、普段は泊まれないような豪華なホテルや旅館に泊まってみようということ。割安の中小宿泊施設はあまり潤わなかったというのが実情です。
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2022年のGoTo、割引額は?
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