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銀行より1000倍以上お得な預け先を教えます。減るリスクもなし

銀行より1000倍以上お得な預け先を教えます

 では、具体的に商品名を発表します。  それは、明治安田生命の「じぶんの積立」という保険商品に加入することです。この商品は生命保険というスタイルをとっていますが、実際は貯蓄商品です。  掛け金は毎月5000円か1万円で加入します。毎月5000円か1万円を5年間払い続けて、さらに5年間据(す)え置きます。  そして、10年後にお金がちょっと増えて満期保険金として戻ってきます。例えば、毎月5000円を5年間、かけ続ける(=積み立てる)と30万円積み立てたことになります。これが、10年後には確実に30万9000円で戻ってきます。
(画像:明治安田生命公式サイトより)じぶんの積立

(画像:明治安田生命公式サイトより)

 「ちょっと! 最初の話と違う」と思われた方も多いと思います。もっと得するはずじゃないのかと思うでしょう。確かに戻ってくるお金は9000円しか増えません。  しかし、この商品は、明治安田生命の保険商品なのです。ですから、この商品に加入することは、生命保険料控除の対象になるのです。つまり、毎月働いたお金から差し引かれる所得税や住民税の一部が、生命保険に入っていることで戻ってくる。その対象商品なのです。  正確に申し上げると、一般生命保険料控除の対象商品です。

所得控除で戻ってくる税金

 この制度では年間8万円までの生命保険料の保険料(この場合は毎月の積立の合計金額)が対象となり、控除額は以下のように計算されます。  まずは、一番大きな所得税の控除額について。 ・年間で4万円を超えて、8万円以下の場合は、年間正味払込保険料の25%+2万円 ・8万円を超える場合は一律4万円。  ですから、毎月5000円コースを積み立てると年間で6万円ですから、その25%は1万5000円。それに2万円を加え、毎年3万5000円の所得控除となります。  毎月1万円の場合は年間で12万円。8万円を超えていますから4万円の所得控除となります。  つまり、毎月5000円コースの人は、3万5000円の所得控除、毎月1万円コースの人は4万円の所得控除となります。  さて、これでいったいいくら税金が戻ってくるのでしょうか? お金の管理 それは、あなたが今年いくらの所得があったのかで変わってきます。例えば、所得税の税率区分が20%の範囲内の人が所得控除4万円となると、その20%の8000円が戻ってきます。10%なら4000円です。5%なら2000円です。 所得税の税率区分は以下の通りです。  課税対象の所得が、195万円までは所得税は5%、それを超えて330万円までは10%、695万円までは20%、900万円までは30%となっています。  課税対象額は、給料から天引きされる社会保険料、基礎控除、給与所得控除などを差し引いた後の金額のことです。
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個人住民税も戻ってくる
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