それでは、カロリー制限ダイエットできちんと痩せて、リバウンドしない方法をお話しますね。
私が主催する「ベルラスダイエット」では、実は、カロリー計算は一切していないんです。その理由は、食べるべきものを適量とれば、計算しなくても大幅にカロリーオーバーすることはなく、しっかり食べて痩せられると考えているからです。

手をかけなくたって、これで十分(画像はイメージです)
今回ためしに、私が食べた物を計算してみました。
朝食は、ご飯、卵、納豆、きな粉ヨーグルトに亜麻仁油、イチゴで約500kcal。
昼食は、お肉、ご飯、みそ汁、サラダ、漬物で約600kcal。
夕飯は、焼き魚、みそ汁、サラダで約400kcal。
間食は、ミックスナッツで約65kcal。
合計カロリーでは1600kcalぐらいですね。私は活動量も少ないので、ちょうどいいです。
いちいちカロリー計算する必要はないけれど、摂取カロリーよりも基礎代謝+運動などの消費カロリーが大きくなれば痩せる、という考えは間違いではありません。
そこで、正しいカロリー制限のやり方3つのコツをお伝えしますね。
食べ物から取るカロリーを1200kcalにしようとか1500kcalなら痩せるかな、となんとなく決めていませんか。
まず知るべきは、自分の消費カロリーです。消費カロリーとは3つの代謝「①基礎代謝 ②活動代謝 ③食事誘導性熱産生」の合計です。
そもそも代謝に3種類あることは知っていましたか?
①基礎代謝…何もせずじっとしているだけで消費される必要最小限のエネルギーのことです。
体は生命活動を維持するために、心拍や呼吸・体温の維持などを行っています。その時に使われるエネルギーなので、全く動かなくても消費されます。体重計でもこの基礎代謝量が出てくるものが多いので、参考にしてもいいですね。
②活動代謝…日常の動き、例えば歩いたり家事をしたり、運動をしたときに使われるカロリーです。
「ウェアラブル端末」のように一日体につけて活動代謝をはかれるものがあれば、目で見て数値がわかります。が、基礎代謝量に「1.4」をかけるだけで、ざっくりとした消費カロリーを算出できるようです。
③食事誘導性熱産生…あまり聞きなれないですよね。食べ物を食べたときに体が温まってくる、汗をかくってことありますよね。
物を食べたとき、熱を発生させながら栄養素を分解するため、食事をするだけでカロリーを消費するのです。実はこの食事誘発性熱産生は消費カロリー全体の約10%もあると言われています。
ですから、①基礎代謝+②活動代謝の分だけカロリーを摂取するようにすれば、計算上は痩せていくわけです。